新年あけましておめでとうございます。
皆さまはどのような新年を迎えられたのでしょう。
グアムでは例年、元日の午前0時にはタモン湾に花火が打ちあがるのですが、今年はこのようなイベントはまったくなく、自宅で家族とともに静かに新しい年を迎えた人が多かったようです。

しかし、中には冷え切った観光業を応援しようとホテルで新年を迎えた人もたくさんいたよう。花火の代わりに、宿泊客はバルコニーに出て懐中電灯でピカピカと照らし合ったりしたのだとか。

厳しいコロナ禍の中でもグアムの人々は明るくたくましく、希望をもって新年を迎えました。

さて、2021年を迎えた今、もう昨年を振り返ることなく、前に進みましょう!
やはり気になるのは観光業の再開について。

グアム政府は年末に、グアム国際空港に到着した人たちへのコロナテストを実施、それに伴う隔離規定の変更等を1月に始められるよう検討、さらにグアム観光業を支える日本、韓国、台湾からの観光客はグアム到着前5日以内のコロナテスト陰性証明を提示することで観光業を3か月以内に再開したい、としていましたが、1月5日(火)現在、具体的な進捗はありません。

最近の陽性者数の減少、ワクチン接種の開始は観光業再開を後押しするものではありますが、2024年頃までは厳しい状況が続くであろうと予測しています。

現在の隔離については以下の通り。

原則、入島者は全員、政府指定の施設で隔離が必要です。 1月5日(火)現在、政府指定の隔離施設はデュシタ二 グアム リゾート(Dusit Thani Guam Resort)です。
初めの1週間は指定施設で隔離する必要がありますが、6日目に無料でコロナテストを受けることができ、これが陰性であれば、自宅や個人で手配した宿泊施設等で残りの隔離期間を過ごすことができます。
指定隔離施設では、基本的には家族は同室となりますが、部屋のベッド収容可能数に限りがあるため、別室になる場合もあります。
また指定時間内であれば、家族や友人などから食事等の差し入れも可能です。

今年は少しでも日本の皆さまにとって明るいうれしいニュースがお届けできるよう、グアム政府観光局をはじめ、グアムの観光業に携わるすべての人が一丸となって前進していきたいと思います。
今年もグアムをどうぞよろしくお願いいたします。

1月5日(火)時点での陽性者累計数7,357名、死者数123名、入院者数10名、CARスコア 0.9となっています。