日本では早くも真夏のような暑さが訪れており、海やプールに入りたくてうずうずし始めている方も多いのではないでしょうか。そんな日本の皆さんへ「今年の夏は上手く泳げるようになろう!」と一念発起したくなるようなニュースをご紹介します。 「スイムチャレンジ」をご存知ですか? これは日本各地で開催されており、また条件さえそろえば誰でも主催できる「記録会」の結果をホームページ上に登録し、性別・種目・年齢別にタイムを競い合うものです。水泳のレースに出場したことがない方でも、誰でも参加できるんですよ。ほとんどの記録会は日本国内で行われていますが、6月18日(土)はグアムで行われました。

参加したのは日本の水泳チーム「S-SPORTS SWIM TEAM」22名と、地元の水泳クラブメンバー27名。小学生など小さな子供から最高齢では84歳の方まで、水泳が大好きな老若男女が集まり、日頃の練習の成果を試していました。

小さな子供たちも参加。
夏休み真っただ中であるローカルの子供たちは
きっと毎日練習に余念がないのでしょうね。

 

 

80歳代50メートル自由形で台湾マスターズ大会新記録及び香港マスターズ大会
新記録保持者である84歳の三船モトさんも参加されました。(写真右端)

 

今回の会場は、パンパシフィックスポーツセンターとして広く環太平洋諸国のスポーツ選手やその合宿などを受け入れており、また受け入れられる施設を持つレオパレスリゾート・グアム。50mプールが2つも備え付けられており、水泳日本代表チームは毎年ここに合宿で訪れています。2009年にはジュニアパンパシフィックの大会が行われるなど、世界レベルのスイマーたちが利用しているプールです。100m、200m平泳ぎでオリンピック2種目2連覇の偉業を達成した北島康介選手もこのプールで練習に励んだそうです。

 

ひとつの施設に50mプールが2面あるのは世界でも珍しいそうです。
この他にも水深5mのダイビングプールがあります。

 

 

今年の4月にも水泳日本代表チームが合宿に訪れています。
背泳ぎの入江陵介選手、バタフライ・自由形の松田丈志選手など、
期待の選手が一堂に揃いました。

 

このスイムチャレンジの登録種目は25mの距離からあり、日本全国で自分は何番目にランキングしているのかが1歳刻みの年齢別でわかるそうです。本格派ではない「あくまでも趣味のレベルで」という方でも、気軽に参加して自分の励みにできそうですね。またレオパレスリゾート・グアムでは、この競技用プールを個人でも利用することが可能なので(利用料は必要です)、常夏のグアムでトップスイマーたちが練習に励んだプールで練習してみるというのも思い出になりそうです。

 

最後は全員で記念写真。
スイムチャレンジに参加するために
日本から来た方も地元から参加した方も、
思い出に残る一日になったと思います。

たとえば英語が話せなくても、興味のあるものや趣味が共通すれば、異国の人とも通じ合えたり触れ合うことができたりするものですよね。今回は「水泳」というスポーツを通じて、日本の人々とグアムの人々が一緒になってチャレンジ。国を越えて互いを応援し健闘する、そんなところからグアムと日本がより近い関係になってくれるとうれしいですね。

スイムチャレンジについてはこちらから。
http://sc.swimnet.jp