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グアムへの入国
グアムはアメリカの準州です。
入国審査(Immigration)はアメリカ連邦政府が管轄し、税関(Customs)はグアム政府が管轄しています。
■ビザの免除について
グアムにはアメリカのビザ免除プログラム(VWP)とは別に、グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)があります。
<必ずお読みください>
2023年6月1日より、I-736の様式が変更になりました。以前のフォーマットはご利用いただけませんのでご注意ください。
米国ビザ免除プログラム(VWP)
下記の条件をすべて満たしている場合、ビザ申請が免除されます。
・日本国籍
・有効なICチップ搭載のパスポートを保有している
・往復又はグアムから第三国への航空券、もしくは乗船券を所持している
・観光、短期商用、通過目的
・最長90 日間までの滞在
米国(グアム含む)に短期商用・観光目的での渡航予定で「ビザ免除プログラム」を利用して入国する場合、渡航前にオンラインで電子渡航認証システム(ESTA)への申請が必要となります。
APC(入国審査セルフサービス機)について
ESTAを申請し、同ESTA有効期限中に過去に一度でもアメリカ本土(ハワイ・グアム含む)に訪れたことがある方がご利用いただけます。
パスポートのスキャンや写真撮影、指紋の登録などをご自身で行うことで、審査時間を短縮することができます。
【電子渡航認証システム(ESTA)について】
ESTAとは、米国国土安全保障省が2008年8月1日より開始した、電子渡航認証システムです。2009年1月12日より米国本土へ旅行の際はESTAの申請が義務化されています。
米国国土安全保障省 税関・国境取締局は、ESTAによるグアム入国を推奨しています
ESTA取得者は入国書類( I - 736 )の記入が免除になり、審査も簡略化されます。
空港での入国手続きの短時間化に向けて、皆様のご理解をお願いいたします。
グアムー北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)
グアムに短期商用・観光目的での渡航予定で「グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム」を利用して入国する場合、ESTAの事前申請は必要ありません。
ただし、最大45日までの滞在となります。I-736の書類提出が必要です。
*今までご記入頂いたI-94の用紙はなくなりました。
<どちらかの方法をお選びください>
1)渡航前にオンライン(日本語版※有効期限日2026年07月31日)をプリントアウトして情報を入力し、最後にサインをして係官に提出してください。
2)機内で配られるI-736の用紙にご記入頂き、係官に提出してください。
*日本語版の書面でも、英語でご記入ください。
*ご出発7日前〜ご出発日に印刷したものをご利用ください。7日より早く印刷した物は無効となります。
*印刷サイズはA4サイズ、両面印刷を推奨しております。
【グアム-北マリアナ諸島ビザ免除プログラム(Guam-CNMI VWP)参加国(2018年1月現在)】
オーストラリア、ブルネイ、香港、日本、マレーシア、ナウル、ニュージーランド、パプアニューギニア、韓国、シンガポール、台湾(台湾からグアムへの直行便のみ)、イギリス
※ロシア連邦国籍の方のグアムおよびCNMIへの臨時入国許可についてはCBPのウェブサイト(英語)をご覧ください。
※ビザ免除プログラム(VWP)の参加航空会社・船会社をご利用でない場合、ESTAの申請が必要となります。
■提出書類について
入国書類
日本国籍をお持ちの方の場合の入国書類に関する情報をご紹介します。
【入国時に必要なもの】
■有効なパスポート
帰国時まで有効なもの。
入国時45日以上が望ましい。
■往復又はグアムから第三国への航空券、もしくは乗船券
【出入国書類】
グアムに入国するためには、下記の書類への記入が必要です。
黒または青のボールペンを使用し、ローマ字で記入する点にご注意ください。
なお、グアム政府観光局では、出入国カード及び税関・検疫申告書の配布は行っておりませんのでご了承ください。
■税関(カスタム)
グアム入国の際に無税となるのは、下記となります(成人の場合)。
■酒約3.7リットルまで
■紙巻きタバコ1,000本もしくは、5カートンまで
現金、トラベラーズ・チェックは、1万ドルを超える場合は申告が必要です。
麻薬、銃器の持ち込みは、もちろん禁止されています。
2018年1月1日より、タバコの喫煙は21歳からとなりました。
【薬の持ち込みについて】
病院で処方された薬を持参する場合は、持参薬を証明する英文の「薬剤携行証明書」があると安心です。
持参薬を携行して入国する場合、滞在日数に見合う量であればほとんどの場合問題ありません。しかしテロ対策のため、医薬品の持込は年々厳しくなっており、没収や別室へ通されるなどのトラブルが起きるケースもあります。
薬を見ただけでは何の薬か分からないため、税関で麻薬と間違われないためにも「英文薬剤携行証明書」を事前に準備頂き、持参されることをお勧めします。
1部コピーを取り、帰りの分を含め、2部用意しておいた方が安心です。
お持ちの薬が持ち込み可能かどうかは、グアム税関へお問い合わせください。
http://www.cqa.guam.gov/
【持ち込みが禁止されている代表的なもの】
グアムへ持ち込みが禁止されている代表的なものは下記となります。
■泥のついたものや葉や根のついた野菜、果物、植物
■肉製品全て(生肉/加工品/エキス等の調味料も含む)
■卵/乳製品 ただし、粉ミルクのみ未開封のものであれば例外的に認められています。
2007年8月4日より、ライターの機内持ち込み規制が変更になりました。
機内持込手荷物として、お一人様1個に限り持ち込むことができます。
ただし、スーツケースなどの預け荷物には入れることができません。
また、トーチライター(ターボライター)の持ち込みは引き続き禁止されています。
この他にも禁止されているものはありますので、より詳しいお問い合わせはグアム税関のホームページ(英語)をご覧ください。持ち込む量が多い場合は、個人的な使用とはみなされない場合もあります。
また、最終的には担当した係官の判断になりますので、ご了承ください。
■グアムへの未成年者渡航に関して
アメリカ合衆国税関・国境警備局 (CBP:United States Customs and Border Protection)によりますと、18歳未満の方が単独または片方の親同伴で渡航する場合、両親または同行しない親からの「渡航同意書」(英文)が必 要になる旨が通達されています。
修学旅行や研修旅行など団体渡航の場合も同様です。
但し、入国審査の際は、この同意書や家族である証明書を最初から提示する必要はありません。
入国審査官が何か質問をした場合にのみご提示下さい。
渡航同意書は、規定の書式はなく自由フォーマットで良いとのことです。
■渡航同意書フォーム&記入例
PARENTAL TRAVEL CONSENT & AUTHORIZATION(渡航同意書)PDF
詳細は、アメリカ合衆国税関・国境警備局のウェブサイトをご確認ください。
>>Children - Child traveling with one parent or someone who is not a parent or legal guardian or a group
昨今、父母の双方が親権を有する場合に、一方の親権者が子を他方の親権者の同意を得ずに国外に連れ出すことを刑罰の対象としていることがあります。 実際に、子を誘拐した犯罪被疑者として逮捕されたり、ICPO(国際刑事警察機構)を通じて国際手配される事案も生じており、このように国内法で子の連れ 去りを犯罪としている国で旅行者が犯罪者扱いされないよう、子の旅行の際には同意書を要するという事です。
その他、本件に関するご質問は、米国ビザ申請 お問い合わせ先へご確認ください。
■米国ビザ申請 お問い合わせ
http://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-main-contactus.asp
■グアム国際空港からのアクセス
グアム国際空港(Antonio B. Won Pat International Airport)から発着している公共のバスはありません。
個人旅行の場合は、レンタカーまたはタクシーでの移動となります。
ホテルによっては送迎を行っ ている場合もあるので、事前にホテルに確認をとっておくと良いでしょう。
タモン・ハガニア(アガニア)地区のホテルまでは、車で15分程度です。
【グアム国際空港について】
ミクロネシア最大のグアム国際空港は、アメリカンフットボールのフィールドのおよそ8個分の広さがあります。
ホテルが多く集まるタモン地区へは約3kmという好アクセスを誇ります。
グアム国際空港は1998年に改修・拡張工事を終え、現在の姿となりました。
3階建てのエアーターミナル内には、旅行代理店やレンタカーの案内所、両替所、免税店、
ドリンクコーナー、レストラン、コーヒーショップ、ファーストフード店などがあります。
【深夜に発着する場合】
深夜の発着便もあるため、発着便にあわせて最低1店舗は免税店がオープンしています。
タクシーも発着便にあわせて待機していますが、深夜の場合は台数が少ないこともありますので、お待ちいただくこともあります。
【ロッカーなどの設備】
横になれるような休憩所はありませんが、簡単な食事がとれるようなレストランや、休憩のための椅子があります。両替所は、トーマスクック、グアム銀行などがあります。
ロッカーはありませんので、ご注意ください。