2021年3月25日

グアムデジタル税関申告書を導入

 

グアム、タムニング–グアム政府観光局(GVB)は、税関検疫機関(CQA)とグアム国際空港(GIAA)と協力し、グアムデジタル税関申告書の導入を開始しました。グアムを訪れる旅行者は、タッチレス申告によってより安全な入国手続きができるようになります。

デジタル税関申告書はすべての入島者がグアムに到着する前に記入する必要があります。現行の税関申告書と公衆衛生申告書の両方にアクセスできる新たなプラットフォームを提供します。

「グアム税関申告書とプロセス改良のための資金を提供してくれたルー・レオン・ゲレロ知事に感謝します。このテクノロジーはグアムを訪れるすべての旅行者にタッチレスによる安全な入国手続きを実現する、今後の観光産業再開計画に沿ったものです。税関検疫機関とグアム国際空港の継続的な協力に感謝します。」(グアム政府観光局局長兼CEO、カール・T・C・グティエレスのコメント)

情報セキュリティ

旅行者に関する情報の機密性を重視し、グアム政府観光局と税関検疫機関はEDFデータの整合性が損なわれないよう、グアム政府当局に転送されるすべての情報を厳格なプロトコルで暗号化することを優先しました。

「税関検疫機関は税関申告手続きのデジタル化実現に長い間取り組んできました。政府、グアム政府観光局とグアム国際空港の協力を支援に感謝します。これからは通関手続きが合理化され、旅客が到着した際のスクリーニングが強化されます。」(税関検疫機関ディレクター、イグナチオ・Q・ペレドのコメント)

デジタル環境の制御

今後のトラブルを最小限にするため、デジタル申告書導入は2段階で行われます。

  • 第1段階としてキオスクのみのシステムが本日、2021年3月25日から稼働します。特定の到着便ターミナルの手荷物受取所にあるキオスクのデジタル申告書にアクセスできます。これにより政府関係者は空港手続きをより効率化するための継続的なシステム改善が可能となります。
  • 4月中旬にフルモバイルの発表が行われ、旅行者はwifi対応端末でデジタル申告書にアクセスし、到着72時間前から入力が可能となります。

安全性と利便性

デジタル申告書は新型コロナウイルス対策として開発されました。紙の申告書から完全にデジタル化されたプラットフォームに移行することで、旅行者と政府関係者の接触や感染を制限します。また、様々な機関がターミナルと通過する旅客の流れを効率的に管理できるようになります。

「デジタル申告書の開発は、グアム政府観光局と関係機関による大事業でした。私たちはこのプラットフォームにより、旅行者に新たな体験を提供できることを大変光栄に思います。」

(グアム政府観光局ツーリズム・リサーチ・ディレクター、ニコ・A・C・フジカワのコメント)