*2月22日(金)追記

現在,グアム政府はグアム島の南南東方向から接近している発達中の熱帯低気圧に警戒するよう注意を呼びかけています。
グアム政府の気象発表によると、発達中の熱帯低気圧は21日午前4時現在グアム島の南南東沖約1080kmの位置あり、最新の予想進路では、23日(土)夜から24日(日)早朝の間でグアム島の南を通過する見込みとなっています。この影響で、今後グアム島では次第に天候が悪化し、強い風雨が予想されております。

National Weather Service(NWS) の予想によると、21日午前7時の時点で、グアムの南東665マイル、ロタの南南東675マイル、サイパンとテニアンの南東715マイルに位置していました。
Wutipは毎時16マイルで西へ移動しており最大風速は70マイルです。

グアム政府はこの熱帯低気圧に備えるため警戒レベルを4段階中の下から2番目に当たるCOR3(中規模の脅威)を21日午前8時に発令し、熱帯低気圧の監視及び事前対策を行っています。今後の熱帯低気圧の発達状況や進路によっては警戒レベルが引き上がられる可能性があることから、グアム島に滞在中の観光客の方やグアム在住の方につきましては、今後発表される最新の気象情報に十分ご注意頂きますようお願い致します。

国土安全保障省ホームページ(https://www.ghs.guam.gov/)又はナショナルウェザーサービス・グアムオフィスホームページ(https://www.weather.gov/gum/)をご確認下さい。

 

21日(木)午後,グアム島の南南東方向から接近していた熱帯低気圧は,台風に変わり,勢力を強めながら,グアム島の南南東沖624kmの位置(22日午前11時現在)を北西方向に移動しています。最新の進路予想では,23日(土)深夜から24日(日)の未明にかけてグアム島の南約240km洋上を通過する見込みとなっています。また,グアム島の南を通過後,北上することが予想されており,グアム島では,24日(日)の午後まで台風の影響を受けることが予想されています。現在,グアム政府は警戒レベルを昨日発令したCOR3(4段階中の下から2番目)を維持しておりますが,22日(金)午後4時に警戒レベルを一段階上のCOR2(予測される脅威)に引き上げる予定です。  グアム島に滞在中の観光客の方やグアム在住の方につきましては,今後発表される最新の気象情報に十分ご注意頂きますようお願い致します。

在ハガッニャ日本国総領事館 メールマガジン 2月22日(金)

 

【グアムにおける発令レベルの意味と、レベルごとのアドバイス】

COR4(コンディション・オブ・レディネス 4)
*通常のグアムの状態。
*日常生活を普段通りに実施できる。
*72時間以内に暴風域に入る見込みがある。

COR3(コンディション・オブ・レディネス 3)
*48時間以内に暴風域に入る見込みがある。
*島民は車に必要なガソリン、生活必需品などを確保しておくこと。
*ラジオやローカルテレビの最新情報を各自確認すること。

COR2(コンディション・オブ・レディネス 2)
*24時間以内に暴風域に入る見込みがある。
*民家などはシャッターを閉めること。
*島民は飲料水、生活水の確保をすること。
*島民は車を屋内の駐車場などに入れること。
*コンクリート製の住居に住まない島民は、台風避難シェルターに移動のこと。
*ラジオやローカルテレビの最新情報を各自確認すること。

COR1(コンディション・オブ・レディネス 1) <安全保障のため外出禁止>
*12時間以内に暴風域に入る見込みがある。
*安全保障のため、民間人の外出は固く禁止される。
*ラジオやローカルテレビの最新情報を各自確認すること。