グアム政府観光局(正式英語団体名:Guam Visitors Bureau、プレジデント&CEO:ピラー・ラグアニャ)は、2019事業年度、グアム島観光歴史上最多となる163万人が訪問し、最終月2か月間で新記録を打ち立てたと発表しました。観光客の島内における支出額、グアム経済に与える影響は、2019年度は9億4千万ドルと予想されており、観光客の支出は対前年比52.3%増を記録しました。
グアム政府観光局の統計によると、2019年4月から6月の3か月間の観光客平均支出額は580ドルで、前年の同時期と比べると、381ドルから約200ドル増という結果になりました。日本、韓国がグアムへの2大マーケットとなりますが、日本は食品飲料部門において前年比19.6%、ショッピングでは13.2%、運輸では36.2%増を記録しています。
日本からの訪問者数は順調に回復しており、昨年比23.4%増となっています。昨年10月以降12か月連続で、日本人来島者数が前年を超え、本年9月は昨年比53.6%増と目覚ましい伸びとなりました。これには追加運航された、日本・グアム間の119便のフライトが貢献しているといえます。全来島者数をみると、8月は9.6%増の159,856人とグアム観光歴史上最高の数字を、9月は21.8%増の137,680人を記録し、過去の9月訪問者数で一番の数字をたたき出し、昨年9月の113,065人を抜きました。
「2019事業年度に163万人がグアム島を訪れるという記録を打ち立てました。グアム観光の歴史においても初の快挙で、また、8月、9月それぞれの訪問者数も歴史上初の数字となりました。特に、グアム経済に与える影響を考えると、これは素晴らしいニュースです。観光業界、エアラインのパートナー、行政、民間企業、関係者のみなさま、観光局ボードメンバーやスタッフに感謝を述べたいと思います。また、デスティネーションとして、施設やサービスの改善など、やるべきことはたくさんありますが、戦略プランを最新の状態にし、グアムツーリズム繁栄のために取り組んでいきます。」(グアム政府観光局 プレジデント&CEOピラー・ラグアニャのコメント)
グアム政府観光局は、現在Survey of Tourism Attitudes of Residents(STAR)レポートを作成中で、このレポートは、グアムの人々が考える、ツーリズムがもたらすグアム島への経済、生活の質への貴重な意見を盛り込んだものになります。
「地元経済にとって、観光客の支出拡大は素晴らしいニュースですが、同時に、どのように観光が島の暮らしに影響するのかという島に暮らす地元の人々のことも理解しなくてはなりません。デスティネーションとして成長を図るまえに、地元の人々ありきなのです。より多くの観光客を歓迎するためには、観光客と同じく、地元の人々も歓迎しなくてはならないのです。」(グアム政府観光局 ツーリズム・リサーチディレクター ニコ・フジカワのコメント)
グアムへの座席供給は、2020年3月までに、エアライン数社による115,000席の追加供給が予定されています。ユナイテッド航空は、大阪・グアム間を週10便運航、冬のシーズンには6,400席の追加供給が見込まれており、名古屋からも週3便の追加フライトがあり、本年10月28日からはダブル・デイリーフライトが始まります。日本航空においては、本年8月より成田・グアム便をボーイング777型機にアップグレードし、ボーイング767型機と比べ113席多い供給があります。
<グアム島について>
グアム島は、日本各地から直行便で約3時間半で到着する常夏のビーチリゾートです。現在、日本・グアム間の直行便は4都市(東京、名古屋、大阪、福岡)から運航しており、加えて、2019年度は多くのチャーター便も運航されました。グアム島に建つホテルの90%からは海を見渡すことができ、ファミリーからシニアグループ、海外旅行初体験の方々など、幅広い客層に人気の旅行先です。
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