グアム島
知事室
アガニャ, グアム 96932
アメリカ合衆国
知事令2020-12
災害救助プログラムPrugråman Salåppe’ Ayudon I Taotao作成に関連して
2020年3月14日ルー・A・レオン・ゲレロ(メガハガ・グアハン)知事は、基本法及びグアムの法律により与えられた権限に従い、新型コロナウイルス(COVID-19)によってもたらされる潜在的な危険のため、公衆衛生上の緊急事態を宣言した。そして
その後新型コロナウイルス拡散防止の為、その他の対策と共に最重要でない業務活動の停止を指示した。
新型コロナウイルス急増の脅威が継続する中、住民は規制緩和の中でも感染拡大防止の為、各自の行動や社会交流を縮小する必要がある。
現在の状況が人々の個人的またビジネス戦略にどのような弊害をもたらしているか、そしてそれが人々にとっていかに困難であるかを理解し、失業や収入減少に対し早急な助成金支給を要請する。
連邦政府のグアム島への助成金支給への感謝と同時に、供給のペースは即座の緩和策には至らない。
緩和策の遅延の例は連邦政府の2020年3月22日に可決された新型コロナウイルス支援・救済・経済安全保障(CARES法)である。
CARES法可決からおよそ1ヶ月後の2020年4月14日に米国財務省より認定書とポータルによる提出窓口が提供された。そして
2020年4月16日グアムは$58,984,128.90を受領したが、使途についての公式のガイダンスはなく、
2020年4月21日に合計分配額$117,968,257.80の残額を受領した。
2020年4月22日米国財務省よりCARES法により制定された使途についてのガイダンスが提示された。
ガイダンスによるとCARES法基金はグアム政府の支出補填の予算には置換できず、財政年度2020年の予算に計上される項目には適用されないと言明されている。
ガイダンスは明確に、CARES法基金を新型コロナウイルスによる雇用や事業の中断、事業封鎖への経済的救済等、二次的な緊急事態対策のための支出補填に充てる、
また基金の適正基準に則り合理的に必要とされた政府機関の新型コロナウィルス対策経費に使われると言明されている。
注釈付き2604節条項6、10-2章により、新型コロナウイルスによりもたらされた災害による犠牲者に、緊急に必要な緩和策を提供することが明確な政府の役割である。
本政権はグアム島の人々とビジネスをこのパンデミックの緊急事態の中早急に支援するため、プログラムを発展させることを決定した。
一つのプログラムが支援を必要とする全ての人々を支援するのではなく、政権はグアムの全ての人々の衛生と経済支援を明確化することを約束する。
注釈付き2604節条項6、10-2章に意図された様に、犠牲者に緊急に必要な経済支援を実施する。
よって私、ルー・A・レオン・ゲレロ(メガハガ・グアハン)知事は基本法及びグアムの法律により与えられた権限に従い、発令する。
- Prugråman Salåppe’ Ayudon I Taotao制度制定
注釈付き2604節条項6、10-2章により、グアム保険局長は犠牲者に緊急に必要な緩和策を提供することを指示される。この緩和策は福祉制度Prugråman Salåppe’ Ayudon I Taotao に従い、以下の条件で分配される。
- 世帯の月総所得が下記の表にある連邦政府の設定した最低基準と同等か、165%以下の災害犠牲者:(*表)
- 対象世帯の一人につき$300、最大$1200を支給する。
- 説明責任の為、会計報告書を含む記録制度を提供する。
- 申請は2020年5月15日までとする。
- 非課税援助 この制度により新型コロナウイルス災害の結果合理的に必要な個人、家族の生活費用として支払われる資金は所得ではなく課税されない。
- 管理と技術的サポート グアム税務局(The Department of Revenue and Taxation/DOT)とグアム行政局(The Department of Administration/DOA)はこの制度の確実な執行の為、グアム保健局に管理と技術的支援を提供する。
2020年5月5日、グアムのハガニャにて署名及び宣言した
ルーAレオンゲレロ
メガハガグアハン
グアム準州知事