グアム島
知事室
ハガニャ, グアム 96932
アメリカ合衆国
知事令2020-45
PCOR1期間中の追加の事業運営と活動の規制改定に関連して
2020年3月14日ルー・A・レオン・ゲレロ(メガハガ・グアハン)知事は、基本法及びグアムの法律により与えられた権限に従い、新型コロナウイルス(COVID-19)によってもたらされる潜在的な危険のため、公衆衛生上の非常事態を宣言した。
グアムはパンデミック即応体制(PCOR)システムに基づき、すべての屋内施設の占有率規制を含む事業運営や個人活動において感染予防のため規制を設けたPCOR1を継続している。
公衆衛生上の非常事態が宣言されて以来、グアムでは121人の新型コロナウイルス関連死が確認された。
そして7,200人以上が新型コロナウイルス陽性となった。
現在8人の人工呼吸器が必要な重症患者を含む23人の陽性患者が入院している。
ホリデーシーズンをまもなく迎えるが、CARスコアは21日連続で5以下を維持しており、ここ19日間は2.5以下となっている。
グアムでは新型コロナウイルス封じ込めに前進しているが、ウイルスは全国的、そして世界中に広がり続けている。
米国本土からの旅行者や居住者の受け入れを継続しており、島外からの感染拡大を最小限に抑えるために検疫施設を維持することが重要である。
また、感染拡大を防ぐための十分な警戒を継続することが重要である。
2020年12月18日、知事令2020-44にて、今までの感染抑止の努力により、集会は最大10人まで許可され、礼拝所は占有率50%以下での運営が許可された。
CARスコアから導き出される指標が継続的に改善していることから、来年のより広範囲な再開に向けて追加の規制緩和をすることが適当である。
規制緩和を進めることは当然リスクを伴うため、企業または個人がグアム保健局のガイダンスメモを厳守し、コミュニティの安全と健康を維持し、ビジネスを徐々に再開できるようにすることが重要である。
新型コロナウイルスの拡大を封じ込め、幅広く事業再開させるためには、ワクチン提供を確実な計画と策定に基づき実施することが重要である。
コミュニティが段階的なワクチン接種に参加すること、そして個人、特に持病のある人に優先順位に基づいてワクチンを提供することが重要である。
段階的ワクチン提供の実施と同時に、グアム保健局、国家警備隊軍医組織、医療諮問会と協力して島の規制緩和措置をモニターし、必要に応じて直ちにさらなる修正を行う。
我々全員がこのウイルス拡大を封じ込め、大切な人を守るために個人として果たす役割を認識すること、すなわち自分の行動と周囲の行動に批判的であり続け、コミュニティの安全を確保し再開を成功させるために可能な限り最善をつくすことを願っている。
よって私、ルー・A・レオン・ゲレロ(メガハガ・グアハン)知事は基本法及びグアムの法律により与えられた権限に従い、発令する。
- パンデミック即応体制(PCOR)1 グアムは新型コロナウイルス感染拡大阻止のため規制の厳しいパンデミック即応体制(PCOR)1を継続する。
- 在宅勧告 在宅勧告を継続する。全ての住民特に弱者は、不要不急の外出を控えることを勧告する。止むを得ず外出する場合は、ウイルス感染拡大防止の為のグアム保健局ガイダンスに則った感染予防策を講じなければならない。弱者とは、65歳以上または高血圧、慢性肺疾患、糖尿病、肥満、喘息、癌の化学療法やその他の病状により免疫系が損なわれるなどの深刻な持病を持つ者を意味する。
- 懇親会または集会 懇親会または集会は複数名が一つの共通目的により単一の世帯単位でない場所に集まることを意味する。2020年12月24日午前8時より、懇親会または集会は15人以下に制限されるものとする。政府や組織による公的事業を遂行するための会議は対象とならない。
- 飲食施設 2020年12月26日午前8時より、飲食施設での屋内対面飲食は、25%以下の占有率で、一つのテーブルにつき6人以下、テーブル間の距離を6フィート開ける等の保健局ガイダンスに則った感染対策を講じたうえでの運営を許可する。屋外飲食は10人以下とする。
- 分離/可分性 もし、この知事令のいずれかの条目規定、人または状況への適用が無効であると判断された場合でも、その無効性は、その他の有効な知事令の条目規定または適用に何らの影響も及ぼさない。また、この知事令の規定は分離可能である。
- 先発知事令の有効性継続 これまで発令された全ての知事令は本知事令と矛盾する場合を除き、引き続き完全な効力を有する。
2020年12月23日、グアムのハガニャにて署名及び宣言した
ルーAレオンゲレロ
メガハガグアハン
グアム準州知事