2020年9月10日

 

グアム新型コロナウイルスアラートモバイルアプリ使用開始

 

ハガニャ、グアム - グアム保健局は知事室とテクノロジー事務局と連携し、アプリユーザーが新型コロナウイルス感染と診断された別のユーザーに接触した場合に通知が来る機能を備えたグアム新型コロナウイルスアラートアプリを発表した。

グアムは米国管轄区で初めてApple、Googleと、Bluetoothを使ったデジタル接触追跡を利用したPathCheck Foundationにより開発された接触通知アプリを開始する。

ルー・レオン・ゲレロ知事は、「我々の島は、世界の他の地域と同様に見えない敵との戦いの中にいる。しかし何も持たずに戦う必要はない。接触追跡の有効性が知られる中、手作業で行うことは公衆衛生当局にとって時間のかかるプロセスとなる可能性がある。グアム新型コロナウイルスアラートアプリは、接触追跡をデジタル化し、個々がウイルス拡散を防ぎ、命を救うツールとなる。」と述べた。

ジョシュ・テノリオ副知事は、「マスク着用、ソーシャルディスタンス、良好な衛生管理の実践に加え、テクノロジーを通じてプロセスを合理化することでより早い復興が見込める。グアム新型コロナウイルスアラートアプリは、プライバシーを侵害することなく接触追跡調査に役立つ。」と述べた。

グアム新型コロナウイルスアラートは、Google Apple Exposure Notification(GAEN)アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)と連携するよう設計されたPathCheckソリューションに基づく。GAENは、iOSおよびAndroid携帯電話のBluetoothを使用して、自動生成されたランダムキーの共有により、人々が新型コロナウイルスにさらされた可能性を安全かつ機密に識別する。

このアプリは個人に事前に接触を通知し、自己検疫、医療処置を求めたり、他人への潜在的な接触を14日間に渡り減らすために必要な手順を実行できるようにする。

新型コロナウイルス検査で陽性であると判明した個人は、グアム保健局からランダム化されたコードを受け取る。受け取ったコードを新型コロナウイルスアラートアプリに入力することで、その個人に密接に接触していた可能性のある他のアプリユーザーは、アプリを介して接触通知を受信する。

感染の可能性を通知し、数週間自粛することによりグアムの個人間の感染率を低下させ、新型コロナウイルス拡大を阻止することができる。デジタル接触追跡は、手作業での接触追跡を強化するためのものである。

サン オーガスティングアム保険局局長代理は、「グアム保険局のチームはたくさんの医療専門家と共に、新型コロナウイルスパンデミックの最前線にいる。この新型コロナウイルスアラートアプリが接触追跡調査員とそのチームを支援し、島の感染拡大阻止に役立つことを期待している。これは全員が参加しなければならない戦いであり、皆がこのアプリをダウンロードして、新型コロナウイルスとの戦いに参加することを奨励する。」と述べた。

PathCheck Foundation共同創設者で主任研究員のラスカー氏は、「パンデミックに対抗するためにグアムをはじめとする米国の多くの管轄区域および世界中の先駆的テクノロジーと協力することは、非常に素晴らしい名誉である。我々は公衆衛生当局がパンデミックを封じ込める取り組みを支援するカスタマイズ可能なテクノロジーを提供することに焦点を当てた目的主導の組織である。」と述べた。

グアム新型コロナウイルスアラートアプリは、App Store およびGoogle Playからダウンロード可能。詳細guamcovidalert.guam.gov.