2020年3月19日

観光業界の皆様へ

 

Håfa Adai ツーリズムパートナーの皆様,

グアム政府は最近、旅行業界に向けて強制隔離措置のガイドを発行しました。渡航制限は2020年3月16日にグアム知事ルーレオンゲレロによって発行された知事令に則るものです。

この渡航制限により業界パートナーの皆様に甚大な影響を与えていることは十分に理解しております。しかしながら、島民と旅行者の安全を守るためにグアム政府によって下された苦渋の決断であり、決して軽んじて決断されたものではありません。

旅行業界が一丸となって適切なコミュニケーションを図ることが大変重要とされる時期です。グアム政府観光局(GVB)はグアムホテルレストラン協会(GHRA)と密接に協力し合い共同でFAQシートを作成しました。

GVBは各政府機関へのフィードバックや懸念事項を伝達、共有していくことに引き続き取り組んでいきます。世界的に新型コロナウィルスの拡散軽減、および沈静化に努めている間、皆様の忍耐、ご理解とご協力をたまわるよう心よりお願いいたします。世界中が歴史的な困難な局面を迎えている今、この苦難を乗り越えるべく私たちはみなさまと共にいます。

Si Yu’os Ma’åse (心より感謝いたします),

 

PILAR LAGUANA

President and CEO


検疫隔離措置の手順 マニラからの旅行者

検疫隔離措置の手順  マニラを除く国からの旅行者


隔離措置に関してよくある質問

 

1. 非居住者とは誰を指しますか?

グアムに住居を有していない短期渡航者を指します(旅行者等、国籍不問)。

 

2. いつから強制隔離措置が施行されますか?

強制隔離措置は2020年3月19日木曜日午前12時1分より開始されます。

 

3. 強制隔離措置が施行される以前に到着した搭乗客はどのようなことが起こると予想されますか?

2020年3月16日に渡航制限が言い渡されましたが、この時点で隔離措置は実施には至っていません。しかしながら病気の兆候がある場合にはすぐにグアム公衆衛生及び社会福祉局(以下グアム保健局とする)に即座に連絡を取ってください。

電話番号:671-734-7143 もしくは671-888-9276

 

4. ガイドラインには「グアム保健局が認定する新型コロナウィルスに感染していないことを証明する文書を提出しない限り、強制隔離措置の対象となる。」と明記されていますがどのような証明文書が有効ですか?

いくつかの国では入国に関する条件としてグアムと同様、公式の証明書を要求しています。検査結果は米国疫病対策センター(CDC)又は、世界保健機構(WHO)が認定する検査施設で行われた結果でなければなりません。グアム保健局は各国が法的要件を満たすため全国で統一された証明書を作成している最中であることを認識していますが、現時点ではグアム保健局はいかなる証明書も事前承認していません。また証明文書は全て英語で記入されたものでなければなりません。 

 

5. 強制隔離措置はいくつありますか?

現在、二つの強制隔離措置があります。一つはマニラからの渡航者向けのもの、もう一つはマニラを除く国からの渡航者向けのものです。詳しくは別添えのグアム政府ジョイントインフォメーションセンターから発行された書類をご確認ください。

 

6. もしグアム保健局が有効とみなす健康に関する証明書を渡航者が所持していない場合、強制隔離措置の対象となりますか?

全ての非居住書は隔離措置の対象です。

 

7. 非居住者が隔離措置に協力しない場合、どのようなことが想定されますか?

隔離は強制的に行われ、グアム政府指定の隔離施設へと移されます。

 

8. どこのホテルが非居住者受け入れ対象ですか?

グアムホテルレストラン協会(GHRA)が現在各ホテルと連携をとり、 どのホテルがこの隔離措置施行中、病気の兆候のない非居住者を受け入れる施設として自己認定するか確認中です。万が一病気の兆候のない非居住者がホテルから受け入れを断られた場合、グアム政府は認定された代替ホテルへの移転を調整します。

 

9. もし病気の兆候が見られない非居住者のホテル受け入れを断った場合には?

グアム保健局へ即座に連絡を入れてください。病気の兆候のない非居住者は認定された隔離施設へと移転されます。

 

10. 私は非居住者ですが、私が予約したホテルが認定された隔離施設であるかどうかどのように確認できますか?

グアム政府によって空港にて知らされます。もし予約したホテルが隔離施設であると認定されていれば、グアム政府によってホテルまで護送されます。もし予約したホテルが隔離施設として登録されていなければ代替施設へと護送されます。

 

11. ホテルにて隔離が正しく遂行されているかどうやって確認できますか?

それぞれのパンデミックプランの一環として、ホテルには隔離専用の階が準備されています。ホテルとグアム政府は共同で、サービスを提供している間、安全の確保に努めます。

 

12. もしホテルではなく民泊に宿泊予定の場合はどうなりますか?

隔離施設として認定されている施設へ移送されます。

 

13. 隔離期間中の出費は誰が負担しますか?

非居住者本人と、航空会社の負担となります。

 

14. 非居住者の空港から隔離施設への移動手段は誰が手配しますか?

グアム政府によって移動手段が提供されます。

 

15. 隔離期間は14日間ですが、非居住者がそれ以前に帰国することは可能ですか?

非居住者に病気の兆候が見られない場合、14日間を待たずに帰国することが可能です。その際には隔離施設から空港までグアム政府によって護送されます。もし非居住者が14日以上滞在予定の場合、病気の兆候がないと確認されれば14日後に隔離解除となります。

 

16. 隔離期間中はどのように過ごしますか?

病気の兆候が見られない非居住者はホテルの部屋に留まり、グアム保健局によるスクリーニングを最低1日2回受けます。全てのルームサービスはホテル職員と政府関係者によって最小限の接触となるよう調整されます。

 

17. 乗り継ぎでグアムに立ち寄りますが、その場合どうなりますか?

乗り継ぎの搭乗客は通常通りグアム空港を通過することができます。しかしながら、一晩以上グアムに滞在する予定がある場合、隔離措置の対象となります。

 

18. これらの措置は航空機搭乗員にも適応されますか?

もし航空機搭乗員が回送便に乗り換える場合、隔離措置の対象外となりますがスクリーニングは受けなければなりません。もし航空機搭乗員が一晩グアムにて過ごす場合にはいくつかの必要条件があります。もし航空機搭乗員に病気の症状が見られない場合、隔離施設として認定されたホテルの室内にて自己隔離する必要があります。もし病気の兆候が見られる場合には隔離施設として認定されたホテルの室内にて14日間の自己隔離が必要となります。

 

19. これらの隔離措置はグアム居住者にも適応されますか?

もしグアム居住者がフィリピンのマニラより帰国する場合、指定された施設での強制隔離となります。それ以外の国、地域から帰国のグアム居住者は自宅での14日間の自己隔離が求められます。グアム保健局により自宅が自己隔離に適さないと判断された場合、該当者は隔離施設として認定された施設へ移送されます。

 

20. 日本や韓国など、適切な封じ込めを行なっていると実証しているのに、なぜこのような処置が全旅行者を対象に施行されるのですか?

地域におけるコロナウィルス拡大鎮静化戦略の一環としてグアム政府は感染キャリアの侵入を止め地域内での感染を減速させるよう最大限努力しています。

 

21.隔離施設にて消毒対策がきちんと取られていると確認できますか?

認可された隔離施設では宿泊客と従業員の安全を確保するため、衛生管理が確実に行き届くようパンデミック対策が適応されています。

 

22.隔離期の終わりには隔離施設は除染されますか?

はい、除染の手続き、手順が適応されています。グアム政府は隔離施設と共同で15日以上の除染期間を設けています。また、グアム政府は除染の手続きが環境保護局および労働安全衛生庁の基準を満たすものであることを確認しています。

 

23.旅行業界職員の安全確保は隔離施設で働く間どのように行われますか?

全ての隔離施設は病気の兆候がない旅行者および在住者を受け入れる前にグアム警察庁、グアム消防庁、グアム保健局によって事前調査されます。また、グアム政府は隔離施設と協力し合い、裏方業務を行なっている間、隔離者と直接接触することなく安全を確保することに十分配慮しています。グアム政府は、隔離施設で働く職員の安全を守るため、また隔離手順を遵守するために隔離階で業務を行う人員を提供しています。

 

24.隔離施設に滞在するのはどのような人ですか?

病気の兆候がないフィリピンマニラから到着したグアム居住者もしくは非居住者が隔離施設に滞在します。隔離解除前に、グアム保健局による体温チェックや健康状態スクリーニングなどの手続きを経て隔離解除となります。

 

25.もしゲストに病気の兆候が現れた場合、ゲストは隔離施設にとどまりますか?

いいえ、病気の兆候が見られない隔離者に体調の変化が見られ病気の兆候が現れたら指定された医療隔離施設へ移送されます。

 

26.私は新型コロナウィルスの感染が確認されていない国からグアムへ入国します。私は隔離の対象から外れますか?

はい、病気の兆候が見られない場合、隔離されることはありません。