Guam Sports Events Inc. (GSE)は、2019年4月14日に開催された第7回ユナイテッド・グアムマラソン (UGM)の優勝者を発表しました。タモン湾からスタートした参加者は、世界20カ国から4000人以上となり、UGM2019は今までのUGMの歴史の中で最大の参加者数になりました。
イベントディレクター兼創設者のBen Fergusonは、2019年イベントへの参加者数の増加について「他国からの参加者は、韓国からの参加者の増加と比例して、安定して増加していました。今年は日本のランナーが全参加者の20%を占め、韓国人の登録数は17%に増えました。また、ランナー全体の約56%を占めていたグアム在住のランナーにも大きな上昇が見られました。これは大変喜ばしいことです。」と述べました。
■フルマラソン
スタート地点から、日本人のランナー3名(Shun Goroutaniさん、Yoshiki NakamuraさんとYasuo Itoさん)が先頭を独占していました。
Nakamuraさんが2時間32分31秒という記録で優勝し、2位であるItoさんより4分15秒早いゴールでした。2018年のフルマラソンと2017年のハーフマラソンの優勝者であるGoroutaniさんは2時間40分54秒という記録で3位でした。 2017年の優勝者、Hiroki Nakajimaさん(2:30:37)の優勝記録は現在も破られていません。Yoichi Inabaさん(3時間5分40秒、14位)、Ryan Matienzoさん(3時間13分11秒、18位)がグアム在住者でのトップでした。
・フルマラソン – 男性上位3名
1位 YOSHIKI NAKAMURA 2:32:31 JAPAN
2位 YASUO ITO 2:36:46 JAPAN
3位 SHUN GOROUTANI 2:40:54 JAPAN
2018年に女性コースで2時間47分31秒を記録したTomomi Sawahataさんは、スタート地点から目立っており、女性マラソンランナーを率いて3時間1分18秒でゴールをしました。グアムランナーのKris Lawrenceさんは3時間11分31秒の記録で2位でした。香港出身のMegumi Matsuiiさんが3時間31分10秒で3位に入りました。
・フルマラソン – 女性上位3名
1位 TOMOMI SAWAHATA 3:01:18 JAPAN
2位 KRIS LAWRENCE 3:11:31 GUAM
3位 MEGUMI MATSUII 3:31:10 HONG KONG
■ハーフマラソン
Takumi Hasebeさんは、1時間12分00秒という記録でゴールをし、観衆に感銘を与えながら優勝しました。Hasebeさんは2018年の優勝記録を7分以上も上回り、ほとんどのコースで先頭を走っていました。2位である1時間17分25秒という記録でゴールしたMasashi Sasakiさんは、Hasebeさんとはわずか5分の差でした。グアム在住の選手である、Derek Mandellさんは、1時間18分01秒でゴールし、3位を獲得しました。上位3名は全員、2018年UGMの優勝時間を短縮しました。
・ハーフマラソン – 男性上位3名
1位 TAKUMI HASEBE 1:12:00 JAPAN
2位 MASASHI SASAKI 1:17:25 JAPAN
3位 DEREK MANDELL 1:18:01 GUAM
1位 TAKUMI HASEBE 1:12:00 JAPAN
2位 MASASHI SASAKI 1:17:25 JAPAN
3位 DEREK MANDELL 1:18:01 GUAM
女子のハーフマラソンレースでは日本のランナー、Rieko Koshiさんがトップの座を獲得しました。Koshiさんは1時間29分22秒でゴールし、2位との差はわずか数分でした。グアムのトップランナーであるLaura Nadeauさんは1時間31分27秒で2位を獲得し、2018年の彼女の3位を獲得したタイムを3分以上短縮しました。1時間31分50秒で3位に入賞したのはYuko Kusunoseさん。彼女は2018年にも2位を獲得しています。
・ハーフマラソン – 女性上位3名
1位 RIEKO KOSHI 1:29:22 JAPAN
2位 LAURA NADEAU 1:31:27 GUAM
3位 YUKO KUSUNOSE 1:31:50 JAPAN
■10kmマラソン
10kmの男性部門は、日本と香港からの初めての参加者がトップを飾りました。日本のHikaru Kumagaiさんは、31分53秒にゴールをしました。香港出身のWan Chun Wongさんは33分22秒で2位でした。日本からのMakae Makotoさんは、男性のトップ3を35分55秒で締めくくりました。
・10kmマラソン – 男性上位3名
1位 HIKARU KUMAGAI 31:53 JAPAN
2位 WAN CHUN WONG 33:22 HONG KONG
3位 MAKAE MAKOTO 35:55 JAPAN
グアム在住のUGMアンバサダーでもあるRhea Macalusoさんが1位でゴールした後すぐに、Jose Rios中学校の14歳のShakeera Esmaさんがゴールし、2位に輝きました。
・10kmマラソン – 女性上位3名
1位 RHEA MACALUSO 44:32 GUAM
2位 SHAKEERA ESMA 44:41 GUAM
3位 YUMIKA SUGAHARA 45:16 GUAM
■5kmマラソン
男子と女子の5kmマラソンは、男女ともに韓国からの参加者が独占しました。SEOKGEUN JEONGさんは16分58秒にゴールをし、Sunok Hwangさんは19分50秒にゴールをしました。
男子と女子の5kmマラソンは、男女ともに韓国からの参加者が独占しました。SEOKGEUN JEONGさんは16分58秒にゴールをし、Sunok Hwangさんは19分50秒にゴールをしました。
・10kmマラソン – 男性上位3名
1位 SEOKGEUN JEONG 16:58 SOUTH KOREA
2位 FUKASE MASAFUMI 17:11 JAPAN
3位 KENTA ARASE 17:32 JAPAN
・10kmマラソン – 女性上位3名
1位 SUNOK HWANG 19:50 SOUTH KOREA
2位 AYAKA UEDA 20:14 JAPAN
3位 GENINA PIOLO CRISS 20:48 GUAM
グアム政府観光局会長兼CEOのピラー・ラグアナは、「20カ国から4,000人以上のランナーが参加したことを嬉しく思います。参加された皆様がコースを走りながら素晴らしい時間を過ごし、グアムの自然の美しさを楽しみ、そして私達のもてなしと文化を体験できたことを願っています。UGMをサポートしてくださった方に感謝を申し上げます。」と述べました。
UGMは、2019年のアンバサダーとして、2000年シドニーオリンピックの金メダリストである高橋尚子さんを迎えました。
スポンサーやボランティアの方は合計で15カ所の給水施設を設け、ランナーにグアム伝統のスイーツであるアピギギ(apigigi)やココナツキャンディーを配っていました。レース後には、参加者とその家族はガバナー ジョセフ フローレス メモリアル パークでBBQビーチパーティーや地元のライブミュージシャンによる演奏を楽しみました。
詳細はこちらのURLからご覧下さい。
また、UGM 2020は 4月5日に開催されることが決定しました。
皆様とまたお会いできることを楽しみにしています。