グアムに住んで思うことは、アートを身近に感じることができること。日本でも美術館などに足を運べば素晴らしい作品を鑑賞することができますが、グアムではローカルアーティストの作品を飾るレストランやカフェがあり、定期的に作品を展示し無料で入館できる施設もいくつかあります。
今回私が訪れたのは年に1回開催されている、グアムの女性アーティストの作品を集めた展示会『第13回ウーマンズ・アート・エキシビット(13th Annual WOMEN'S ART EXHIBIT)』。今年も小さな女の子や、グアムで活躍するさまざまな国の女性の作品が展示されました。
女性労働者が婦人参政権を求め、デモを起こしたことをきっかけに制定された毎年3月8日の国際女性デー(International Women's Day)。アメリカでは国際女性デーのある3月を女性史月間(Women's History Month)に定め、歴史上、または現代においてさまざまな社会的貢献を行った女性を讃える月としています。
『ウーマンズ・アート・エキシビット』も女性史月間のイベントとして開催されており、毎年素晴らしい作品が会場を埋めます。出品者は小さな女の子や、チャモロ人だけでなく、日本、韓国、アメリカ、フィリピンなどグアム在住のさまざまな国の女性たち。水彩画に油絵、版画、陶器などジャンルも幅広く、とても興味深い展示会でした。