穏やかで美しいビーチ、南部の村々、眼下に望む太平洋、山々が織りなす稜線、ダイナミックなグアムの自然を満喫できる2種類のサイクルイベントが、1月19日(日)に開催されました!「ツアーオブ グアム(Tour of Guam)」は、「グアムサイクリング連盟(Guam Cycling Federation)」が2010年5月に、地元ライダーを中心として第一回目を開催。制限時間内に完走を目指すサイクリングレースとなっており、年々参加者が増加しています。もうひとつの「グアムロングライド」はレースではなく、自分のペースで楽しむことができるサイクリングイベント。
いずれもコースは、ショートとロングの2種類となっており、グアムの首都ハガニア地区をスタート、ゴール地点とした、105kmのロングコースと、42kmのショートコースが設定されています。ロングコースの高低差合計は1,676m、ショートコースでも610mと、風光明媚な南国の風景を満喫することができる走り応え十分のコースとなっています。清々しい風が吹く南国の朝、スタートの合図とともにライダーたちが一斉に走り出しました!

6:00AM過ぎから、続々とライダーたちがスタート地点に集まり始めました。
JTBでは「ユナイテッド航空でいくグアムロングライド&ツアーオブグアム
2014 JTBオフィシャルツアー」と題して、
このイベントに参加するためのツアーを販売していました。
個人だけでなく、プロ選手も含め多くの日本人選手が
このツアーを利用してグアムに訪れたようです。

6:45AM、制限時間内に完走を目指す
ツアーオブグアムの参加者が、一斉にスタート!
当日は、警察車両の誘導や交通規制が行われていました。

ロング、ショートともにグアム島の東西横断を含む
変化に富んだ地形と勾配、景観が楽しめるコースが設定されています。

コースの各所に設けられた「エイドステーション(AID STATION)」では、
水や軽食が用意されていました。

エイドステーションの皆さんの笑顔や応援が、
選手のモチベーションを引き出しているようでした。

コース中盤になると、多くの選手がエイドステーションに立ち寄りひと休み。
自分のペースで走れるグアムロングライドの参加選手たちは、
仲間と記念写真を撮ったり、お喋りをしたりなど、
皆さん和やかなひと時を楽しんでいましたよ。

こちらは、サイクルセンターの仲間たちによって結成されたグループ。
お揃いのユニフォームを着用し、グアムロングライドに参加。
見事、全員無事に完走したそうです。おめでとうございます!

自転車ロードレースの地域密着型プロチーム「那須ブラーゼン」もレースに参加!
こちらは、グアムの自転車専門店「ホーネット(Hornet)」のオーナー(写真右)との1枚。

今回のレースをサポートしたホーネットのオーナー。
万全に整備したはずの自転車も、レース中盤で不具合が続出。
手早く修理をしてもらって、無事レースを続行できた選手も多かったようです。

グアムの美しい海や、息を呑むような山々が織り成す稜線。
参加選手たちは次に訪れる景色を楽しみにペダルを踏み続けます。

親子で参加されている選手の姿もちらほらと見かけました。
頼もしいお父さんの背中を見ながらのサイクリング。
ご家族にとっても、素敵な思い出になりそうですね。

東西横断を終え、ようやく見えてくるのがフィリピン海側の絶景です。
ここまで来れば、ゴールまではあと僅か。
紺碧の海がラストスパートを後押ししてくれます。

日本から訪れた選手のほとんどが、ご自身の自転車を
グアムに持ち込んでイベントに参加していました。
航空会社の輪行箱輸送や、自転車持ち込みがOKなホテルの手配など、
JTBの「ユナイテッド航空でいくグアムロングライド&ツアーオブグアム2014
JTBオフィシャルツアー」は、とても充実した内容だったようです。

グアムで人気の「5K」や各種マラソン、駅伝などのランイベントに続いて、現在注目を集めているサイクルイベント。参加者は年々増加しており、日本からの参加者も増え続けています。それに伴い、前夜祭や後夜祭など選手たちの交流の場も設けられているので、普段とは違った特別なグアムの旅が経験することができます。寒い日本とは対照的に、1月、2月のグアムは乾季となっており、サイクリストにとってはベストシーズン。是非来年は参加してみてくださいね!