雨天が続いたグアムでしたが、この日は天候に恵まれ、無事10月16日 日曜日に第3回グアムインターナショナルトライアスロン大会(Guam International Triathlon 2016)が行なわれました。競技内容はオリンピックタイプで、水泳1.5km、自転車40km、ラン10km。ピティ村(Village of Piti)にあるホーバービーチをスタートし、泳ぎ終わるとグアム中部に位置するレオパレスリゾートグアム(LeoPalace Resort Guam)へ自転車で向かい、その敷地内を自転車とランで走るレースとなっています。今年も地元からの出場者に加え日本からも大勢のアスリートが参加しました。グアムと日本では時差がほとんどなく移動時間が短いため、体調に影響がないままレースにエントリーできるのが人気の理由だと言われています。今回はこの大会の様子をレポートします。



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国境をこえて楽しめるのがスポーツの醍醐味。
グアムのアスリートと記念撮影。



グアムのほとんどのレースは朝早くスタートします。一旦陽が昇ると気温が上がってしまい、参加者を疲れさせてしまうためでしょう。この大会も6:00AMにスタート。日の出前に集合し、準備をするアスリートたちの姿でビーチが賑わっていました。トライアスロンは泳いでいる間や自転車に乗っている時にも目立つように両腕に大きくレースナンバーを記入し、体の前後にもエントリーした番号をつけます。



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真剣な顔つきでレースナンバーをもらう人達。
女性の参加者もたくさんいました。



この大会はすべての種目を1人で参加する個人と、種目毎に選手を交代するリレーでエントリーできます。コースの説明があり準備体操を行った後、選手それぞれが海に入りスタートの合図を待ちます。



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合図とともに一気に泳ぎだす姿は
まるで魚の大群のよう。



水泳の後、すぐさま自転車へ乗り変え、レオパレスリゾートグアムを目指しながらレースが続きます。参加者の方が大自然の中、風をきって進むのは何ともいえない快感だと語ってくれました。



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水泳の次は自転車。
水から上がると自転車でレオパレスリゾートグアムに移動し
レオパレスの敷地内を走ります。



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トランジションエリアに並ぶ参加者それぞれの自転車。
丁寧に手入れされており、
レース出場者の熱い思いがこめられているのがわかります。



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同じくトランジションエリアに並ぶ各選手のバック。
ランニングシューズや帽子、サングラスやエナジーバーなど
ラストスパートにむけての大切なアイテムが入っています。



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レオパレスの周りを2周回った後、
自転車を所定の場所に置き、最後の種目ランが始まります。



自転車を降り、残りの10kmを走ります。ここまでくると自己ベストを目指す人、タイムよりも完走したい人などアスリートがそれぞれの思いをレースにぶつけていきます。その選手達を医療や救急スタッフならびに応援にかけつけた多くの人が見守ります。



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スタンバイする医療スタッフ。
グアムの地元の病院から医師や看護師達がかけつけてくれました。



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いよいよ最初のランナーがゴールしました。



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その後、続々とゴールする選手が続きます。
その中にはカップルでゴールする人、
子どもと一緒にレースを終える人などがいました。



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ご家族で応援に来ている方もいました。
レースに参加しコアなグアムを楽しんだ後、
観光やショッピングをなさるそうです。



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完走した人に贈られるメダル。
ラッテストーン(石柱)を形どった中に
グアムのロゴがとてもユニークで素敵でした。



レース終了後にアスリートの頑張りをねぎらう祝賀会も開催されました。ホテルが用意した美味しい食事を食べながら表彰式が行われ、楽しいひとときが過ぎました。



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年齢や性別、それぞれのジャンルに
上位で完走したアスリートには
メダルが贈られます。



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レース全体の勝者に与えられるトロフィーは
古代チャモロ遺跡であるラッテストーン(石柱)の形をしていて、
とてもユニークで良い記念になります。



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フィナーレは参加者全員で写真を撮りました。



第3回グアムインターナショナルトライアスロン大会も大盛況の中、終了しました。日本からの参加者が多く、現地では日本人スタッフが対応にあたり通訳もしてくれるので英語がわからなくても安心して思う存分楽しむことができます。グアムらしいアットホームなレースとなっていますので、家族旅行を楽しむ傍ら参加して、いつものグアム旅行とは一味違った思い出をつくってみてはいかかでしょうか。