カトリック教徒にとって大切な行事のひとつ、イースター。日本でも少しずつその名が知られるようになってきましたが、その日にどのような意味があるのか、何をする日なのか、詳しく知る人は少ないでしょう。
カトリック教徒の多いグアムではイースターは一大イベント。当日教会で祈りを捧げる様子や、家族・友人など親しい者同士で催される盛大なパーティ、子供たちによる「エッグハント」というゲームが紹介されることは多いのですが、敬虔なカトリック教徒の人たちはイースター当日の1か月以上も前から関連行事が始まっています。
今回はカトリック教徒にとってのイースターをご紹介します。
しかしカトリック教徒の人たちは、イースター当日の1か月以上も前からその日に向けての準備が始まります。皆さんは「アッシュ・ウェンズデー(Ash Wednesday, 灰の水曜日)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?イースターから46日前の水曜日のことで、カトリック教徒たちはこの日からイースターまでの期間、食事の節制や祝宴の自粛などを行うのです。