グアム土産として、長年旅行者に親しまれてきたグズリア(Guguria)。その歴史は長く、今年で50年を迎えました。 1965年、ホテルやショッピングセンターが並ぶタモン地区はジャングルでした。しかし、1964年に日本で海外旅行が自由化されてからは、ハネムーン旅行者が海外に目をつけ始めていました。白砂の美しいビーチに色鮮やかな花々、常夏のグアムはハネムーナーの人気を集めました。しかしグアムには日本へ持ち帰るお土産と呼べる商品が全くなく、当時、結婚して子供をもうけたばかりのティタ・ゲレロさんは、家庭の味として伝わってきたグズリアを販売しはじめました。それが今日も多くのショッピングセンターやコンビニ、スーパーでも売られている黄色のパッケージで知られるティタズベーカリーのグズリアの始まりでした。