知事命令により 8月16日 (日) から始まったStay-at-Home。先週9月18日(金)からエッセンシャルビジネス以外の一部小売店も条件付きでオープンしたとは言え、まだまだ不安で不自由な生活は続きそうです。

ウィークリーグアムでは新型コロナウイルスに関するグアムの状況をお伝えしていますが、今回はそこでよく使われる英語の言葉について解説してみたいと思います。今後、グアム旅行が再開しても、知っておくと便利な言葉があると思いますよ。

まずは『COVID-19』、「コヴィッド ナインティーン」と読みます。日本では耳で聞くことは少なくても、雑誌やウェブニュースなどで見たことがある人もいるのではないでしょうか。

『COVID-19』 は「Coronavirus Disease 2019(コロナウイル・ 病気・2019年)」の略で、 2019年に発生し、現在世界に蔓延している新型コロナウイルス感染症のこと。 グアムでも新聞や日常会話の中で頻繁に使われています。

次はウィークリーグアムでここ数週間、毎回使用している『Lockdown(ロックダウン)』。
今回の新型コロナウイルス感染拡大においては国などによって多少違いがあるようで、グアムでもどのような状況がロックダウンなのか曖昧な部分もありますが、グアム政府よりStay-at-Homeが発令され、不要不急のビジネスがクローズした時のことを指しているように思います。

こちらもウィークリーグアムで何度も登場している『Essential Business(エッセンシャル ビジネス)』。
実は私も3月のロックダウン時に初めて聞いた言葉で、「エッセンシャル ビジネス以外は閉鎖」と言われても、具体的にどういうことかわかりませんでした。
「 Essential (エッセンシャル)」とは「欠くことのできない、必須の」といった意味があり、すなわち食料品などの購入、医療関係機関や薬局、車社会のグアムではガソリンスタンドなど、日常生活に不可欠なビジネスのことです。
それ以外はすべて、ノン エッセンシャルビジネス(Non Essential Business)。敬虔なカトリック教徒の多いグアムでは教会が閉鎖されたことで、『Church is essential!(我々にとって教会は必要不可欠だ!)』と呼びかける人もいました。

さて、すっかりお出かけの際の必須アイテムとなったマスク。マスク(Mask)は英語ですが、通常これはお面や仮面のことを意味し、普段私たち日本人が使う「マスク」は英語では『Face mask(フェイス マスク)』と言うそう。しかし、グアムでは3月以降、マスク着用が日常化し「マスク」だけでも十分通じるようになりました。

最後は『Curbside Pickup(カーブサイド ピックアップ)』。これも今回初めて聞いた言葉で、この数か月でよく使われるようになりました。
「Curbside」とは車道と歩道の間の縁石のことで、「Pickup」はこの場合「取りに行く」という意味。つまり、電話やインターネットで注文した商品を店内に入らず、店前の道路脇(グアムの場合は駐車場など)で受け取ることです。 『Curbside Service(カーブサイド サービス)』と使用される場合もあります。

グアムでは感染予防のため、先週までレストランで料理を注文しても店内で受け取りことができず、すべて 『Curbside Pickup 』で営業していました。現在もエッセンシャル ビジネス以外は『Curbside Pickup』でのみ営業可能です。

その他、『Social Distance(ソーシャルディスタンス, 社会的距離)』、『Pandemic(パンデミック, 感染症や伝染病の世界的大流行)』、『Cluster(クラスター, 集団感染)』などがありますが、日本でも英語でそのまま使用されているようですね。これまでの日常生活ではほとんど使うことのなかった言葉はたくさん飛び交っています。

今後もこれらの言葉は頻繁に使用されるでしょう。グアム旅行が可能になっても、頭の片隅にとどめておけば便利ですよ。