9月22日(金)から3日間にわたり開催されたマンギラオ ドニ フェスティバル(Mangilao Donne' Festival)。マンギラオ村役場が中心となり催される、毎年この時期恒例のビッグイベントです。時折スコールに見舞われもしましたが、グアムらしい青空が広がる中たくさんの人出で賑わい、グルメ、ショッピング、ステージでのさまざまなお楽しみがいっぱいの3日間でした。

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会場となったのは毎週木曜日の夜にマンギラオ ナイトマーケットが開催されている場所。マンギラオ村役場や教会のすぐ近くです。この日はナイトマーケットの何倍もの店が軒を連ねました。

ローカルイベントでよく見かけるバーベキューの屋台やさまざまなフードトラック、ローカルアーティストによるハンドメイドのアクセサリーや雑貨などの他、このイベントならではのモノを売る店も。

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ローカルのビッグイベントではよく見かけるイベントグッズ。ドニ(Donne')とはチャモロ語で唐辛子を意味しますが、唐辛子デザインのTシャツや帽子、ショッピングバッグも販売されていました。

こんな唐辛子いっぱいのバケットハット。この日しか活躍できる日がなさそうですが(笑)、それでもとにかく開催期間中毎日暑かったからか、被っている人をチラホラ見かけました。

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そして、ドニ フェスティバルといえばドニディナンシェ(Donne' Dinanche)。スーパーなどでも販売されているディナンシェブランドがブースを出す他、自家製ディナンシェを販売する店もありました。

このイベント恒例企画としてドニディナンシェ コンペティション(Donne' Dinanche Competition)があります。各家庭で作った自慢のドニディナンシェを来場者が試食し、おいしいと思うものに投票する企画。2つ試食しましたが、作り手によって色も味もまったく異なり、グアムの人のドニディナンシェに対する愛情と熱意と探究心を感じました(笑)。

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グルメ、ショッピングの店が並ぶ中、最近ローカルイベントで子供たちに大人気のミニ動物園が登場。ヤギ、ウサギ、アヒルがいる柵の中に入ることができ、小さな子供たちは大はしゃぎ。

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ステージではローカルミュージシャンの演奏や子供たちによるパフォーマンスが繰り広げられましたが、今年の目玉はマジシャン、アンソニー・リード(Anthony Reed)によるマジックショー。現在はクラウンプラザリゾートグアム(Crowne Plaza Resort Guam)でマジックショーを開催しているベテラン人気マジシャンの登場に会場は大盛り上がり。

現在、彼はクラウンプラザリゾートグアムのショーだけでなく、グアムの子供向けのショーも開催しており、この日もたくさんの子供たちを前に笑い溢れるマジックを繰り出していました。

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とにかく暑かった週末。人出は少し日が翳り始める午後4時頃から増え始めます。イベント会場内には普段、子供たちが遊ぶ公園もあり、夕方から夜にかけて子供たちが元気に走り回っていました。

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夜になるとチャモロダンスショーも。古代、スパニッシュ、そしてファイヤーダンスとたくさんの観客を前に披露されました。

タモンからはレンタカーでしか行くことができない場所ですが、今年のドニ フェスティバルではツーリストの姿もたくさん見かけました。ぜひこの時期、グアムに来たらぜひ足を運んでみてください。ローカル感たっぷりで、のんびりと楽しいひと時を過ごせます。