グアムのインスタ映えスポットと言えば、ビーチや観光スポット、おしゃれなスイーツなど様々ありますが、壁画アートもその1つ。南国の明るい太陽に映えるカラフルな色使いの壁画は、何度見ても飽きない素晴らしい作品ばかりです。

グアムの壁画アートが誕生した背景には、2011年にハワイで始まったストリートアートイベント「PowWow!Guam」が2017年と2019年にグアムで開催されたことがあります。アートと地域経済の活性化を目指すこのイベントで、国内外からアーティスト達が招かれたくさんの壁画がグアムに誕生しました。

このイベントに協賛しているグアム政府観光局が、ローカルアーティストであるリー・サン・ニコラスさんと協力して現在新しい壁画を作成しています。5つの新しい作品のうち、すでに3つは完成。今回はこの3つの壁画の他にもいくつか彼の作品を紹介したいと思います。

リー・サン・ニコラスさんは、グアム大学のリベラルアートを専攻した生粋のグアムローカルアーティスト。ストリートアートが彼の芸術の原点です。ストリートアートとは街をキャンバスにしてペンキやスプレーで描かれるアート。スプレーペイントなどで仕上げていく壁画作成の様子をYou Tubeで見る事ができます。壁画を見に行く前に彼の素晴らしい手さばきをぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=x8sHN5J1xvU
青や紫の色使いが美しいココナッツクラブ(ヤシガニ)の壁画。場所は、ハガニヤ地区のマリン・コア・ドライブ沿いの連邦地方裁判所ビルのすぐ近くです。

冒頭にもある美しいハイビスカスの花々に囲まれたチャモロの女の子キャメロン・サン・オーグスティンの壁画。場所はこちらもマリン・コア・ドライブ沿いのタムニング地区にあります。
3つ目の壁画はチャモロビレッジ奥にある、小さな自由の女神像があるパセオ公園内。
Hafa Adai(チャモロ語でこんにちは)と描かれた、青い空や白い雲とのコントラストが素敵な作品。インスタ映えする一枚になりそうですね。

壁画を見た人にグアムの美や文化を印象づけることができたらというリー・サン・ニコラスさん。彼の壁画にインスパイアされる若い世代のアーティスト達が増えて行くことを願っているそう。彼の他の壁画もグアムの色々な場所で見つける事ができます。ドライブしながら探してみるのも楽しいですね。

マイクロネシアモールから道路を挟んだ反対側にある、新鮮でボリュームたっぷりのポキボウルが食べられると人気のポキフライ2号店。様々なフレーバーのフレンチフライも有名です。
こちらの駐車場に描かれたどーんと目立つマグロの壁画も彼の作品!圧倒されますね。
チャモロビレッジ横の交差点近くに最近オープンしたばかりのレストラン、クラブダディ。先ほど紹介したパセオ公園からすぐ、グローブを着けて手づかみで食べるケイジャンスタイルのシーフードレストランです。
入り口すぐにあるこちらの蟹の壁画、なんだか飛び出してきそうです。

旅行者のインスタ撮影スポットとして人気の壁画ですが、レンタカーがないと行きにくい場所にあったり交通量の多い大きな道路に面していることも。写真を撮る時など安全に十分気をつけてくださいね。

これからも数が増えて行くであろうグアムの壁画アート、自分だけのお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。

リー・サン・ニコラスさんのインスタグラムもチェックして見てくださいね。

https://www.instagram.com/thefueking/