40日以上にわたり続いたロックダウン。感染者数の伸び率の鈍化に伴い、4月30日、グアム政府は4段階に設定された「復興ガイドライン」を発表しました。そしてその第一弾として、5月10日にそれまでのPCOR1からPCOR2へ移行。ショッピングモール、小売業、不動産業、自動車販売、美容院などのサロンが再開しました。

マイクロネシアモール (Micronesia Mall) も5月10日にオープン。

感染予防のため入り口で体温検査や手の消毒を済ませて入館です。

オープン当初はメイシーズ (Macy's) やロス•ドレス•フォー•レス (ROSS Dress for Less) などの人気店は休業のままでしたが、5月22日にメイシーズが営業を再開。そして24日、ロス•ドレス•フォー•レスも店を開けました。

グアム•プレミア•アウトレット (Guam Premier Outlets) もオープン。

オープン初日となった24日、ロス•ドレス•フォー•レスの前には長蛇の列。

ロス•ドレス•フォー•レスの他、カルバン•クライン (Calvin Klein) など店舗面積が広く出入り口が2箇所以上ある店は、扉を入口専用と出口専用にわけていました。

また、ある店舗では商品に触れようとしたら手袋を渡されるなど徹底した感染対策がとられていました。

先日、グアムの1日の新たな感染者数が11名というニュースがありました。この1か月は0~3名ほどだったため、11名は驚きの数。人々に第2波への警戒感が走りました。

ショッピングセンターがオープンしたとはいえ、まだまだ以前の賑わいにはほど遠く、両ショッピングセンターとも人けはまばら。ですが、これを悲観的に捉えず、人々が感染リスクを考慮した結果として、さらなる規制の緩和に繋がればと思います。