3月20日から始まったコロナウィルス感染症拡大予防に伴うグアムのロックダウン。多くのビジネスが営業停止を余儀なくされましたが、医療関係、スーパーマーケット、飲食店などのエッセンシャルビジネス(Essential Business)と呼ばれる必須業務は営業を続けています。飲食店に関しては店内での飲食をすることは一切出来なくなり、テイクアウト(持ち帰り)のみでの営業となりました。感染のリスクを防ぐ為、各店さまざまな工夫と対策をしながら営業を行っています。
その様子をご紹介します。
日本食を提供する居酒屋も営業時間を午前11時から午後8時までとし、
電話でのオーダーもしくは店舗入り口に置いてあるメニューを見てその場で注文をします。
店内には一切入らずフードを受け取ります。
こちらはタピオカドリンクが人気のカフェ。
電話でのオーダーのみ受け付けており、こちらも店内への入店はせず
オーダーしたものを入り口にて受け取ります。
お店の前に車を停めドライブスルー方式での受け取りも可能です。
建物2階にあるアメリカのフランチャイズステーキハウスでは、
オーダ―したものを道路際まで持って来てくれるカーブサイドピックアップ(curb side pick up)での サービスをしています。
こちらのお店では島内全域ではないですが、
広い範囲でのデリバリーもこの時期限定で行っています。
ロックダウン中のこの時期多くのお店でファミリープラッターを用意しています。
大きなワンプレートの持ち帰り用容器に4~5人でシェアできるほどの料理が入っています。
$20~$50と店舗によって値段もメニューもさまざまです。
そしてグアムではたくさんの飲食店が、コロナ感染者のために闘ってくれている医療従事者や関連業務の方へ感謝の気持ちと応援を伝えようとフードやドリンク、デザートを提供し、その姿が地元新聞社やメディアに取り上げられ多くの島民に感動を与えました。島の全ての飲食店がお店を開けている訳ではありませんが、多くのお店が営業時間、形態を変え現在も営業しています。
ここグアムでも「Stay home!」を合言葉に頑張っています。レストランの美味しいご飯で少しでも楽しい家時間を過ごせたら嬉しいですよね。