8月16日(日)から始まった二度目のロックダウン。まだ収束の兆しは見えず、9月10日(木)、グアム政府は  “Stay-at-Home” の知事命令を9月18日(金)まで延長すると発表。当初は8月28日(金)までだった  “Stay-at-Home” 知事命令、延長は3回目となります。

8月中旬以降、高い数値で推移する新規感染者数も気になりますが、島民をさらに不安にさせるのがほぼ毎日のように報告される死亡ニュース。新型コロナウイルス関連死亡者数は9月14(月)時点で26名。約4か月ぶりに6人目となる死亡が報告された8月20日以降、まだ1か月もたたないうちに20名が亡くなるという事態。

このような状況を受け、グアム政府は “Stay-at-Home” 知事命令 の延長とともに、感染の可能性のある人へその旨を通知し、感染拡大を軽減する『Guam COVID Alert APP(グアム COVID 警告アプリ)』を発表。このアプリをダウンロードしていると、知らぬ間に感染者と接触していてもアラートで警告され、自主隔離などで感染を防ぐことができるというもの。
アプリが100~200ダウンロードされると約100もの感染もしくは死亡が防げるとし、グアム人口の少なくても60%がダウンロードすれば効果的に運用できるとしています。

春に続き、またもや1か月にも及ぶ “Stay-at-Home ”。家族や友人と集い、ハグやチークキスを交わし、食事を共にするのが定番のグアムで、人と会えない、ハグやチークキスの挨拶ができない、食事を共にできないのはかなり辛いこと。しかし、多くの島民は指示に従い、感染予防に努めています。
一日でも早く、このウィークリーグアムで明るいニュースを伝えたいと思います。

9月14日(月)時点で検査数41,967件に対し陽性者数1,927名、陽性率4.5%、死亡者数は26名となっています。