8月16日から始まった「復興ガイドライン」のPCOR1(Pandemic Condition of Readiness 1)下での STAY-at-HOME グアム知事命令。一日の新規感染者数は数十名と依然高いものの、9月18日(金)正午から一部規制が緩和され、続いて25日(金)正午からもさらなる緩和を実施しました。

9月25日(金)正午からの規制緩和の主な内容は以下の通り。

・小売店の営業再開。ただし最大収容人数の25%まで。
・美容院、ネイルショップ、ペットグルーミングショップ等の再開。
 ただし、最大収容人数の25%までで、要予約。
・レストランのテラス席等、アウトドアでの食事の再開。
 ただし、同世帯家族で最大6名まで。
・射撃場、ゴルフ、テニス、スキューバーダイビング等、
 人との接触のないスポーツの再開。

今回の政府発表の中で、ローカルビジネス界においては「PCOR1.5」という言葉が使われました。エッセンシャルビジネスではない小売店やレストランの営業キャパシティを通常の50%とするのが「PCOR2」。今回の 「PCOR1.5」ではキャパシティ25%で営業が可能とのこと。

かなり規制が緩和されましたが、まだロックダウンは継続中。感染リスクに関してはまだまだ厳戒態勢で、 「PCOR1」を継続するとのことです。

グアム島入島者への強制検疫隔離についてはさまざまな議論がなされ、特に居住者に対する指定施設での強制隔離は物議を醸しています。今回の政府発表によると、9月26日(土)正午以降のすべての入島者は政府指定の施設にて隔離され、6日目の検査の結果が陰性であれば 引き続き 自宅にて隔離ができるようになりました。

まだ「PCOR1」であり ロックダウン中ではありますが、小売店が営業を始め、アウトドアスポーツもできるようになって気分的にはかなり気が楽になりました。 「PCOR1.5」という新語も登場し、 まさにコロナとの共存社会が始まった感じがします。今後の更なる規制緩和は、今まで以上に一人ひとりの感染予防行動にかかってくることでしょう。

9月28日(月)時点で検査数49,211件に対し陽性者数2,390名、陽性率4.85%、死亡者数は46名となっています。