8月16日 (日) から「復興ガイドライン」の中で最も厳しい「PCOR1」となったグアム。 “Stay-at-Home” の知事命令が発令されたものの、新規感染者数はまだまだ高い数値を推移し、予断を許さない状況が続いています。

9月に入ってからの一日の新規感染者は50前後~多い日で70超え。
死亡者は8月20日(木)から27日(木)のわずか1週間ほどで5名増えて10名になったとお伝えしましたが、その後も増えて9月7日(月)現在で累計18名となっています。

この状況を受け、 8月16日(日)から続く “Stay-at-Home” 知事命令は当初は9月4日(金)まででしたが、9月11日(金)正午まで延長されています。

9月に入ってからのニュースとしては、多くの医療従事者の感染、アメリカ連邦政府からの医療スタッフの派遣などがありました。

これまでも医療体制についての報告がされていましたが、 8月中旬から感染者が急増し、 医療崩壊を心配する声が聞かれていました。今まさにギリギリのところで踏ん張っている状態。グアム準州知事は経済を懸念しつつも、 “Stay-at-Home” によってこの山場を乗り越えなければならないと語っています。

ほとんどの島民が “Stay-at-Home” の知事命令により外出を最小限にし、外出時もマスク着用、ソーシャルディスタンス、手の消毒を率先して行なっています。
一日も早く、この危機的状況を脱却し、明るい未来に向けての一歩を踏み出していきたいと思います。

9月5日(土)時点で検査数40,741件に対し陽性者数1,671名、陽性率4.1%となっています。