日本と同じように、グアムでは子供から大人まで、余暇を利用して様々なスポーツを楽しんでいます。しかし、グアムは人口の少ない小さな島なので、施設や道具などのスポーツに関する環境は、日本と比べるとまだ成長段階といえるかもしれません。
そんなグアムにも、最近、人工芝の素晴らしいサッカー場が完成しました! FIFA(国際サッカー連盟)のジョセフ・ゼップ・ブラッター会長がグアムを訪問して、2011年12月9日(金)、この新しくできたサッカー場の落成式が行われました。


FIFA のブラッター会長(後列左から2番目)のグアム訪問は初めてです。
地元サッカークラブのメンバーとも記念撮影をしました。


サッカー場は、ホテル街のあるタモン地区から車に乗って約10分で行けるデデド地区にあります。サッカー場は、毎週末の早朝に開かれるフリーマーケット会場のすぐ近くにあるので、フリーマーケットに行く途中のバスや車の窓からも見ることができますよ。ここにはグアムサッカー協会(GFA:Guam Football Association)の本部がありますが、そのすぐ横にサッカーグラウンドとミニピッチが完成しました。


新しくできたグラウンド。写真左側にミニピッチも完成。
ホテル街からフリーマーケットに向かう道の途中、
フリーマーケットの少し手前の右側に見えますよ。


このサッカーグラウンドの建設は、FIFAが推進するプロジェクト「ゴール・プログラム」の一環で行われました。このプログラムは2003年から4段階に渡って行われ、2003年のプロジェクト1ではグアムサッカー協会本部と2つのフィールドの建設、2006年のプロジェクト2ではトレーニングセンターや駐車場、フットサルコートの建設、そして2010年のプロジェクト3と2011年のプロジェクト4で、先ほどご紹介したサッカーグラウンドとミニピッチの建設が行われました。


左手3番目から順に、リチャード・ライ グアムサッカー協会会長、
ジョセフ・ゼップ・ブラッター FIFA会長、エディー・バザ・カルボ 米国グアム準州知事。
右端はジャン・ジロン アジアサッカー連盟会長代行。


新しく完成したグラウンドの入口に作られた記念碑も披露されました。
FIFAとグアムサッカー協会(GFA)のマークが刻まれています。


グアムは亜熱帯にあるため、激しいスコールが降る事があり、天然芝のピッチのメンテナンスがとても難しいそうです。このため、FIFAが推奨する排水力のある人工芝を導入することで、天候に左右されずにトレーニングやプレーをできる環境ができあがりました。


新サッカーグランドに導入された人工芝。
サッカー、ラグビー、テニスなどのフィールド作りを世界中で手掛けている
ベルギーのデッソ社が施工を行いました。


式典にはグアムにある13のサッカーチームも参加しました。
最後はFIFAのブラッター会長とそれぞれ記念撮影。


FIFAの会長が来島するという大きなニュースに
地元のサッカープレーヤーは興奮していたようです。


式典終了後に行われた記者会見で
「サッカーは私の人生すべてです」と話していたブラッター会長。


ちなみに、この日の翌10日(土)に、ブラッター会長は宮城県松島町にある松島フットボールセンターなどを訪問。東日本大震災では、サッカーグランドやクラブハウスなども被害を受けましたが、FIFAによる財政支援で改修したこのセンターを視察して、15,000個のサッカーボールなどをプレゼントしたそうです。


いつの時代もスポーツは私たちに勇気を与えてくれます。グアムも日本も、サッカーを通じて今後もさらに元気になっていくことを願っています。