ツーリストが戻りつつあるグアム。週末のみ開催される朝市にもツーリストの姿を見かけるようになりました。度々紹介している朝市ですが、今回は朝市グルメにスポットを当てて紹介します。週末の朝、少し早起きをして朝市に出かけ、新鮮な野菜を買ったり、コロナ禍ですっかり人気となったガーデニングの苗木を見たり、そしてのんびり朝ごはんを食べるのがローカル流。まさに庶民の味とも言える朝市グルメを紹介します。
グアムの庶民の味というとなんと言ってもバーベキュー。朝市でも何箇所かでお肉を焼く香ばしい煙が立ち上っていますが、今回はバーベキューは割愛。バーベキュー以外にもおいしいものがたくさんあります。
その中からまずはこちら。フィリピン春巻のルンピアや鶏肉などの具材を生地で包んであげたエンパナーダはグアム庶民の味の代表選手。中身がバナナのルンピアはおやつ感覚で食べられて子供にも人気。
こちらはグアムでよく見かけるグアムスタイルのお弁当。ご飯の上にスパムやソーセージ、目玉焼きがドカンと乗っていてシンプルで豪快。ガッツリ食べられてボリュームもあって、人気のメニュー。
朝市でチラホラと見かけるカラフルなお餅のようなものはフィリピンスイーツで、お米を使ったライスケーキやサピンサピン、プトなどなど。ココナッツミルクを使ったものもありますが、米粉を使ったものが多いので日本人の口に合うかも。
またまたフィリピンフードですが、こちらはタホ（TAHO）。私たち日本人が日常食べているものより柔らかい豆腐に甘いシロップやタピオカなどをトッピングしたもの。日本人にもファンの多い一品。食べたことのない人はぜひお試しを。
人口の3分の1がフィリピン人、もしくはフィリピンにルーツを持つ人というグアム。フィリピンフードが庶民の味になっているのも納得ですが、ずらっと並んだプレートメニューにもフィリピンフードがたくさん。フィリピンスタイルのおかゆ、ゴトやアロスカルド、フィリピンの麺料理、パンシットやバッチョイ。しかし、これらはチャモロ人の家庭やパーティーにも登場し、しっかりグアムに根付いたグアムグルメです。
日本人にも人気のごま団子や肉まんも登場。
こちらはコロナ禍以降に新しく登場した車輪餅。台湾スイーツだそうですが、日本でいう今川焼きのようなもの。ですが、中身はクリームだったり、オレオが入っていたり、今川焼きとは一味も二味も異なる日本人にとっては新感覚のスイーツ。タムニングに店舗がありますが、朝市にも登場です。
上記で紹介したフード＆スイーツはどれも$10以下。庶民の味はプチプラでもあり、ありがたい存在。いろいろ気になるものを買ってみんなでシェアするのがおすすめかもしれません。
朝市ではご覧の通り、飲食スペースも用意されているのでここでしっかり朝ごはんを楽しんでくださいね。
＜インフォメーション＞
朝市（Flea Market）
開催日時：土・日曜日6:00AM頃〜9:00AM頃
場所：デデド地区ファーマーズマーケット（The Guam Farmers Market）
