7月最終週、そして8月第1週の週末、グアムを代表する2つのイベントが開催されました。どちらも5月下旬の台風により延期を余儀なくされ、まちに待った開催。現在は雨季のグアム。スコールだけでなく、大雨の日もある今年の雨季ですが、この2週の週末はグアムらしい天候に恵まれ、どちらも多くの人で賑わいました。

今回はその模様をお届けします。

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まずは7月28日(金)〜30日(日)の3日間にわたり開催された『第14回アガット・マンゴー・フェスティバル(14th Annual Hågat Mango Festival)』。昨年はまだコロナによる影響で準備期間が足らず、泣く泣く開催が見送られました。ですから今年のマンゴーフェスティバルは2019年以来初めて、実に4年ぶりの開催となりました。

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晴天に恵まれ、連日人・人・人!の大にぎわい!

ローカルイベントでおなじみのフード屋台、フードトラック、もちろん冷たいドリンクやスイーツ、手作りパティスリーなどもいっぱい。

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残念ながらマンゴーフェスティバルでは恒例となっているグアム産マンゴーの品評会、グアム産マンゴーを使ったドーナツやジャムの販売などは今年はなし。台風ですべて吹き飛ばされ、グアム産マンゴーは皆無。

しかし、輸入マンゴーではありますが、おいしいマンゴードーナツやジュースを販売する店がいくつかありました。

来年こそはグアムのおいしいマンゴーを食べたいですね!この1年でマンゴーの木がすくすくと育ちますように!

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8月5日(土)、タロフォフォ地区にあるバレー オブ ザ ラッテ、ジェフズ パイレーツ コーブ、カントリー クラブ オブ ザ パシフィックの3か所で開催されたのは『イッネットン・マン・タオタオ・ミクロネシア(I’netnon Man Taotao Micronesia)』。毎年開催されるグアム ・ミクロネシアアイランドフェア(Guam Micronesia Islands Fair, GMIF)に代わり、催されました。

メイン会場となったバレー オブ ザ ラッテではボートに乗ってタロフォフォ川を上り、会場へ向かいます。

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ヤップ、チューク、ポンペイなどミクロネシアの島々がブースを構え、ヤシの葉編みのデモンストレーション、地面に穴を掘って調理する古代の方法を用いたクッキングデモンストレーションなど、各島に伝わるさまざまな文化が紹介されました。

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こちらはヤップ島のブース。島の女性たちが器用にヤシの葉を編んでいきます。

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もちろんダンスショーも行われました。チュークのダンスではグアム大学で学ぶチューク出身の学生たちがダンスを披露しました。

関連行事としてジェフズ パイレーツ コーブではビーチバレーボールコンペティション、カントリー クラブ オブ ザ パシフィックではスリングストーンコンペティションが開催され、こちらも盛り上がったようです。

 

とにかく天気に恵まれ暑かった2週末。しかし、まさにこれがグアム!日本の夏休み中とあってツーリストも一緒に盛り上がりました!