グアムの自然や風土、文化は、訪れる人だけでなく、グアムに暮らす人々も含め、全ての人の感性に感動や安らぎを与えてくれます。写真家や画家などのアーティストは、夢中になってグアムの空気感を捉えた作品づくりに取り組みます。そんなアーティストたちの作品に出会える「イースト・ミーツ・ウエスト(EAST MEETS WEST)」と題された展覧会が、9月13日(金)から9月20日(金)までの一週間、「アッパータモン(Upper Tumon)地区」の「ニッサンインフィニティギャラリー」で開催されます。アーティストそれぞれの技法で、懐かしくもありエキゾチックでもあるグアムの姿の「本質」を表現しています。

こちらが、合同展「イースト・ミーツ・ウエスト」のポスター。
入場は無料となっており、月曜日~金曜日は8:00AM~6:00PMまで、土曜日は5:00PMまで開催。

今回の展覧会ですが「油彩」と「テンペラ」による古典的絵画で、数々の受賞歴がある洋画家「榊原康範(さかきばら・やすのり)」さんのグアム移住が開催のきっかけとなりました。精密な描写と、リッチな色彩が持ち味の榊原氏の作品は、圧倒的な存在感で見るものを魅了してきました。今年3月に、グアムの地を初めて踏みしめて以来、榊原氏はグアムのあちこちに出向き、ローカルたちとの友好を深め、この島の魅力を肌で感じ取ってきました。移住後、はじめてとなる今回の展覧会では、彼の目に、そして感性に迫ってきた、グアムの風景や人物像が表現された作品が展示されています。土の香りとチャモロ文化の重さ見るものに迫り来る人物画や、巨大な生命力さえ感じる大海原に抱かれるグアムの街並みは、いずれも私たちが目にした事のない迫力で描かれています。

好奇心旺盛でフレンドリーな榊原さんは
グアムの若手アーティストや、フィリピン人のアーティスト集団と連携して
現在、グアムでの活動を活発化させています。

「アプガン砦」から「ハガニア湾」「タモン湾」そして奥には「恋人岬」。
一望する風景が、繊細な描写で描かれている大作です。

カラフルな色彩で描かれた「チャモロ人漁師」。
チャモロ人としての精神を大切に、伝統的な漁法を受け継ぐ
島民の力強い面持ちが印象的な作品です。

「イースト・ミーツ・ウエスト」は、グアムで活躍する「ロン・カストロ」氏、さらには香川県在住の洋画家である「青恵三郎(あお・けいざぶろう)」氏、帝京大学で教鞭をとる「中山京子(なかやま・きょうこ)」教授の生徒さんたちによる作品など、南国の楽園グアムにゆかりのあるアーティストたちが多く集い、実現が叶いました。言葉の壁を越え、自然や風土、文化を愛するアーティストたちの、豊かで自由な表現を楽しんでいただくことができますよ。

島の人や風景、そして暮らしを、温かみのあるタッチで描く
グアムを代表するアーティスト「ロン・カストロ」氏は、
自らのアート活動の傍ら、 ボランティア活動なども精力的に行なっている
グアムのアーティストのリーダー的存在。
今回の合同展の企画も、彼の幅広い人脈が実現へと導きました。

洋画家である「青恵三郎」氏のアトリエを訪れた、ロン・カストロ氏。
アーティストたちとの繋がりを大切に、軽いフットワークで各地へ赴いています。

マリン・コア・ドライブ沿いの日産ディーラーのショールームが
「イースト・ミーツ・ウエスト」の会場となります。
向かいには、美味しいクレープが人気の
「インフュージョン・カフェ(INFUSION CAFE)」があります。

グアムでは様々なイベントが日々行われていますが、こういったアートイベントや展覧会も多く行われています。グアムの魅力を伝えるため、多彩なアーティストたちが日夜素敵な作品づくりに取り組んでいます。是非グアムお越しの際は、こういったグアムならではのアートや文化に触れてみるのもオススメですよ。

<イベントインフォメーション>

イベント名:合同展「イースト・ミーツ・ウエスト」
期間:9月13日(金)~9月20日(金) ※日曜日はお休みとなります。
場所:ニッサンインフィニティギャラリー(アッパータモン地区)
時間:月曜日~金曜日 8:00AM~6:00PM / 土曜日 8:00AM~5:00PM
住所:1012 North Marine Corps Drive, Route 1, Tamuning, GU 96913
ロケーション:アッパータモン地区
電話番号:671-647-7261
URL:https://www.facebook.com/events/400936946685348/