グアムの家庭の食卓に欠かせない食材である「ドニ(Donne')」。ドニとは、チャモロ語で「唐辛子」を意味します。ホテルなどのブッフェテーブルに必ず並んでいる「フィナデニソース(Finadene Sauce)」にも、小さく刻んだドニが入っています。また、チャモロフードの代表格である「ケラグエン(Kelaguen)」も、ドニが使用されています。常夏の島の美味にピリっとアクセントを効かせてくれる、人気の食材です。そんな「ドニ」にスポットを当てた「マンギラオ・ドニ・フェスティバル(Mangilao Donne' Festival)」というイベントが、今年もマンギラオ村で開催されました!9月12日(木)から15日(日)までの3日間に渡り、盛大に開催されたこちらのフェスティバルをご紹介いたします。
マンギラオ・ドニ・フェスティバルでは、手作りの
唐辛子ペーストや、唐辛子入りジャムなどが販売されていました。
可愛い店員さんが販売していたこちらの唐辛子ペースト、激辛でした!
様々なお店が屋外にテントを張って出店。
期間中、朝から晩まで多くの人々で賑わっていました。
ローカルの人たちは、自宅で様々な唐辛子を育てています。
新種の唐辛子の苗を買いに、島中から多くの人が訪れます。
人の集まるところに、必ず登場する「ポップコーンおじさん」。
マンギラオ・ドニ・フェスティバルでも、
一際注目を集める甘~い香りを振りまいていました。
こちらで販売されているのは「ピカジェリー(Pika Jelly)」と
呼ばれる唐辛子入りの特製ジャム。
見た目は赤いゼリー状となっており、
食べてみるとピリ辛で刺激的な味わいが楽しめます。
ピカジェリーは、サワークリームなどと一緒に
クラッカーに添えて召し上がるのが一般的とのことです。
こちらは、チャモロCDの販売コーナー。
南国のゆるいメロディーが、開放的な気分にしてくれますよ。
BBQをはじめとした、プレートメニューを販売するお店も数多く出店。
こちらは「タコス」のコーナー。
好きな具材を選んで、目の前で調理してくれます。
「チャモロクッキー(Chamorro Cookie)」や、
グアムのココナツクッキーである「グズリア(Guguria)」などチャモロで人気のスイーツを
販売するお店も発見。お口直しにピッタリ!
タモン地区にある日本料理のお店「EN」もブースを構え、
海老からとった出汁をベースにした「ドニ・ディナンシェ(Donne' Dinanche)」を販売。
また、そのディナンシェを添えた「リブとチキンのランチプレート」も販売していました。
新鮮なフレッシュジュースや、シェイクなどの
ドリンクを販売するブースは常に長蛇の列!
こちらは、マンギラオ・ドニ・フェスティバル特製のTシャツ。
可愛い唐辛子のキャラクターが注目を集めていました。
マンギラオ・ドニ・フェスティバルでは、ほかにも「チリコンテスト」や「ドニ・ディナンシェ・コンテスト」なども開催されていました。グアムでは、自家製のドニ・ディナンシェやドニペースト、ドニを使用したフィナデニソースなどを置いているレストランも多く、その味次第でレストランの評判も左右するといっても過言ではありません。ドニに込めるローカルのこだわりは想像以上です。皆様もグアムにお越しの際は、是非お試しくださいね!