最近仕事やプライベートで、色々な時間帯にタモン地区のビーチを歩くことが何度かありました。昼は真っ青な空の下でマリンアクティビティを楽しむツーリストの方々で賑わっており、青い海をバックに記念撮影をしている姿もよく見かけました。最近ではコンパクトカメラやスマートフォンの性能も随分と良くなり、更に南国の強い太陽の光りのおかげか、誰でも簡単に色鮮やかなグアムの空や海をカメラに収めることができます。
しかし、タモン地区のビーチを実際に歩いた私がお勧めしたいのは"サンセット写真"です。島の西側に位置するタモン湾は、絶好のサンセットスポットなのです!地平線の彼方に消えてゆく太陽は、昼とはまったく異なる雄大な姿。今回はここ1~2週間で、お勧めシャッターポイントで撮影したサンセットをご紹介します。

こちらは「フィエスタ・リゾート・グアム(Fiesta Resort Guam)」前の
ビーチで撮影したサンセット。
夕日が岬の向こうに消えて行き、水面にはオレンジ色のラインが光っています。

今の時期の日の入り時刻は6:30PM頃ですので、5:30PMを過ぎる頃からサンセットタイムに入ります。日が西に傾き、灼熱の日差しを降り注いでいた太陽も、オレンジがかった柔らかな日差しへと変わっていきます。ビーチに立つヤシの木は、西日を受け砂の上に長い影を作ります。太陽そのものでなくても、そんなオレンジ色に染まるビーチもサンセット写真として素敵ですよ。

6:00PM過ぎに撮影した、フィエスタ・リゾート・グアム前のビーチ。
楽しかった一日がゆっくりと終わりに近づいていきます。

こちらの写真のように、澄み切った爽快な昼間の青空やコントラストがはっきりしている日没寸前の夕焼けとは一味違う、優しいオレンジ色の光りを受けた、少し影のある写真もいいですね。

6:00PM頃に撮影した、
ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)。

雲が多いと、きれいなサンセットが撮れないと思っていますか?そんなことはありません!夕日に輝く雲はとってもきれいで、是非ともカメラに収めたい一コマです。

雲間の夕日も独特な美しさがあります。

太陽が沈む位置は季節により変わりますが、今はタモン湾の南側、「ヒルトングアムリゾート&スパ(Hilton Guam Resort & Spa)」側に消えていきます。

「ホリデイリゾート&スパ・グアム(Holiday Resort & Spa Guam)」側のビーチ、
「マタパンビーチ(Mata'pang Beach)」。

マタパンビーチに隣接する公園は、アウトリガー・カヌーというカヌー置き場になっており、ビーチの沖でローカルが練習をしている姿をよく見かけます。夕日に照らされたカヌーのシルエットは、マタパンビーチならではのショットです。

「シェラトン・ラグーナ・グアム・リゾート(Sheraton Laguna Guam Resort)」や「オンワードビーチリゾート(Onward Beach Resort)」などがあるタムニング地区からも、アガニア湾のとてもきれいなサンセットを楽しむことができます。こちらからのサンセットは遮るものがないため、水平線に沈む太陽をご覧いただく事が可能です。タモン地区ほど人も多くなく、マリン・コア・ドライブ沿いはローカルにとってもロマンチックなデートスポットになっています。

こちらはシェラトン・ラグーナ・グアム・リゾート
敷地内から撮影したものです。
海の向こうに姿を消してゆく太陽は、少し切ない気持ちにさせられますね。

グアムの雄大な夕日を眺めながら、楽しかった今日という一日を振り返ってみてはいかがでしょうか。運が良ければ、海賊をテーマとした某ハリウッド映画にも出てきた、太陽が水平線に沈む瞬間だけ現れる『グリーン・フラッシュ』の光を見る事もできますよ!そして、これから始まるディナータイムやナイトライフプランをじっくり練って、明日への活力を蓄えてください。