art_craft1.jpg
art_craft2.jpg
グアム日本人会の文化祭と言われる「アート&クラフトフェア」に行ってきました。
3月13日(土)、オンワードビーチリゾートの会場はオープン直後から日本人だけでなく、ローカルのファミリー、学生さんなど沢山の人で大賑わい。
千代紙や和紙、折り紙など細やかな細工でさまざまな表情を作り出す紙の魔術、違った柄の生地を操りオリジナリティいっぱいの絵柄を創るキルト作品、ビーズや石が生み出す独創的なデザインのアクセサリー、そして表情豊かで温かみいっぱいの木目込み人形など、いずれのブースも繊細で緻密な手仕事から生み出される日本の美意識に溢れていました。
皆さんに、毎年恒例のこの催しの見所をお教えしましょう。
「アート&クラフトフェア」の楽しみ方/
その1:ショッピング
日本らしい素材やアイデアいっぱいの手作りの作品を楽しみ、中には購入できる作品も多くあります。
私は今年、ビーズのリング、キルトのポーチ、お手玉などを購入しました。
art_craft3.jpgart_craft4.jpg
「アート&クラフトフェア」の楽しみ方/
その2:展示物の見学
昆虫やおひな様、花など、四季折々の風物詩を折り紙で表現したコーナーや絵画なども見応えがあります。
art_craft5.jpg
「アート&クラフトフェア」の楽しみ方/
その3:文化体験
お習字や将棋、折り紙の体験コーナー。各テーブルには先生が付き、筆の持ち方や扱い方、
折り紙の手順など丁寧に教えていました。自作の作品はお持ち帰りすることができます。
art_craft6.jpgart_craft7.jpg
「アート&クラフトフェア」の楽しみ方/
その4:ステージ鑑賞
ステージを楽しむ。津軽三味線&和太鼓、日本舞踊、お茶のお手前、沖縄三線、日本のポピュラーソング、合気道など、ステージでは本格的な日本文化のデモンストレーションが行われました。
art_craft8.jpgart_craft9.jpg
「アート&クラフトフェア」を主催するグアム日本人会は1972年に創設、今年で38年目を迎えます。
会員相互の親睦や交流、日本とグアム・アメリカの親善活動を目的に組織されました。
毎年11月末の土曜にガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)で行われる「秋祭り」と「アート&クラフトフェア」はグアム日本人会の2大イベントとなっています。
日本人会のホームページはこちら
現在グアムには3000人(日本総領事館登録)を超える日本人が暮らしています。その多くがホテルや旅行会社、オプショナルツアー会社など、日本人旅行客を迎える観光業に携わっている人とその家族です。
また、グアムの観光業の発展を見守ってきた在住30年、40年という方々もいらっしゃいます。
日本から離れて暮らすからこそ大切に受け継がれてきた日本の文化や伝統が一堂に集う「アート&クラフトフェア」は、同じ趣味を持つ仲間との交流を深めたり、新しいお稽古事を見つけるにも最適です。
もしかすると、日本よりも一層日本らしいグアムで触れる日本の伝統美の世界「アート&クラフトフェア」、結構楽しめますよ。
〈アート&クラフトフェアの模様はこちら〉