私がグアムに移り住んだ10年前と比べると、グアムのグルメシーンは大きく変わったように感じます。レストランやカフェの数はかなり増え、チャモロ料理専門店にアメリカのフランチャイズなど食事の幅もぐっと広がりました。そしてこの数年で感じることは若者のパワー。センスのいい新しいお店がオープンしたと聞いて行ってみると、店を立ち上げた20~30代の人たちが元気に対応してくれることがたびたび。今回紹介するお店もその1つ。名前はハイブ(HIVE)です。



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こちらがハイブ。
場所はグアムプレミアアウトレットのすぐ近く。



お店に入って出迎えてくれたのはやはり若い青年。落ち着いた雰囲気で、お話しをしていてもガツガツとしたところがなく、自由気ままで、良い意味で無欲な現代の若者っぽさを感じます。



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こちらがオーナーの
サミュエル"カイポ"ソテロ(Samual "Kaipo" Sotelo)さん。
年齢は伺いませんでしたが、まだ20代と予想。



こちらのお店がオープンしたのは昨年夏。コンセプトはコミュニティカフェ。人が集い、何かを作り出していくようなクリエイティブな空間を目指しているそうです。



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こちらはお店の2階。
大きな窓からの自然光が心地よく、開放的な空間。
ここに来ると心がリラックスし、クリエイティブなアイデアが閃きそう。



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個室ではないですが、仕切りがされ、
ホワイトボードを用意したスペースも。
企業や団体のミーティングに使われることもあります。



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1人で考えことをするのにぴったりな場所も。



若い人たちのお店はインテリアのセンスもよく、こちらのお店もとっても素敵。シンプルな空間ですが、細部にまで細かな配慮が感じられる居心地のいいスペースです。

先日、手作り作品などを販売する13のスモールビジネスが集まり、展示販売をするイベントが開催されました。その中にはこちらのオーナーと同じような若い世代の出店もあったそうで、互いを鼓舞しあっている雰囲気が頼もしく感じられます。そして明日1月26日(土)午後1時からは、講師を招いて、将来の自分のビジョンの描き方などを話し合うイベントを開催予定。カフェとして利用するだけでなく、さまざまな人が出会う機会をこれからも作っていきたいそうです。



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2階にあがる階段をはじめ、
店内にはローカルアーティストの作品も展示。



メニューはドリンクがメインで、フードは日替わり。ボリューム控えめで、ヘルシーなメニューが多いように思います。



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この日はトマトとアボカドのサンドイッチ。
フムスもたっぷり入っていて見た目はボリュームがありそうですが、
とってもヘルシーな一皿。



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こちらのハニーコンボワッフルは通常メニュー。
その他、通常メニューに
アサイボウル、ピタヤ(ドラゴンフルーツ)ボウル、
そしてタモンで人気の、
ドルチェ・フルッティ・ジェラテリア(Dolce Frutti Gelateria)の
ジェラートもあります。



グルメシーンだけでなく、さまざまな場所で若いパワーを感じることが多いこの頃。ローカルスタイルを大切にする人、一度島を出て大都会の空気を肌で感じグアムに新しい風を巻き起こす人、アメリカンカルチャーに影響を受けながらもアイランドのエッセンスを感じさせる人など、そのスタイルはさまざまですが、次の未来を担う若い世代の活躍をこれからも大いに期待します。



<インフォメーション>

店名:ハイブ(HIVE)
営業時間:7:00AM~9:00PM
定休日:なし
住所:265 Chalan San Antonio Tamuning, Guam 96913
ロケーション:タムニング地区  グアムプレミアアウトレット近く
電話番号:688-8814