2021年も半分が終わり、いよいよ後半がスタート。

なんとか今年中にコロナとの戦いを終わらせたいところですが、世界ではワクチン接種が進むとともに変異株による感染も多数報告され、世界が一丸とならなければいけないこの戦いは、まだまだ不安要素がいっぱいです。

さて、グアムでの各数値は6月28日(月)時点で以下のようになっています。

■感染者数累計:8,348人
■死者数累計:140人
■新型コロナウイルス エリア リスク スコア(Covid Area Risk Score) :0.7

ワクチン接種状況については、6月28日(月)時点で95,000人以上が接種を完了しています。

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6月30(水)、グアム政府はグアム入島の際の新たな検疫措置に関する発表を行いました。
変更内容は以下の通りです。

 

<これまでの措置>
■入島時にアメリカ食品医薬品局(FDA)と世界保健機関(wHO)が承認するワクチン接種完了証明を提出した人は隔離が免除
■ワクチン未接種者で、グアム到着前72時間以内のPCR検査陰性証明を提出した人は、政府指定の施設ではなく、自宅または自己手配の宿泊施設で要隔離

 

<7月4日(日)以降の措置>
■入島時にアメリカ食品医薬品局(FDA)と世界保健機関(WHO)が承認するワクチン接種完了証明を提出した人は隔離が免除(変更なし)
■ワクチン未接種であっても、グアム到着前72時間以内のPCR検査陰性証明を提出した人は隔離が免除
■抗原検査での陰性証明を提出した人は、自宅または自己手配の宿泊施設で要隔離
■上記に当てはまらない人は、政府指定の施設で要隔離

 

よって、今回の緩和措置でより一層、旅行者を受け入れやすくなりました。

ちなみにFDAとWHOが承認するワクチンとは、ファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソン、アストラゼネカ製のワクチン。現在、日本で接種可能なワクチンはすべて対象となっています。

検疫緩和に至った背景には、18歳以上のグアム成人人口の75%、90,000人以上がワクチン接種を完了していることがあります。グアム解放記念日である7月21日(水)には80%の成人が接種を終えていることを目指しています。

 

ワクチン接種完了証明、PCR検査陰性証明を提出する人は、グアム到着3日前までに各書類をオンラインで提出しQRコードを取得。空港ではそのための専用レーンを設け、スムーズに入国手続きができる仕組みを構築予定です。

以前、案内したは「エア V&V プログラム(Air V&V Program)」とともに、状況を見極めながら、少しずつ観光業再開に向けて動き出しているグアム。まだまだ予断を許さない状況であることに変わりはないですが、多くのツーリストで賑わうグアムが戻ってきていることをうれしく思います。