英語でこの時期よく耳にする、 Christmas is just around the corner。「もうすぐクリスマスだね!」みたいな意味ですが、「もうすぐ」を「そこを曲がったところ」と表現する感じがワクワクして聞こえるのは私だけでしょうか。そして今年もその時期がやってきました。
ラジオや街で流れるクリスマスソングを聞くとハッピーな気分になるクリスマス前、ウィズコロナの今年、街はどんな様子なのでしょう。
イエス・キリストの誕生(降臨)日クリスマスは、教会に行く人が多いグアム。
室内での収容人数の制限がある今、今年のミサは例年とは異なった形で行われることでしょう。
毎年大掛かりなクリスマスディコレーションが飾られるマイクロネシアモール(Micronesia Mall)。センターコートには天井にも届きそうな大きなツリーと子供たちに人気のスーパートレインが今年も登場しています。
クリスマスサウンドに合わせ、光輝くライティングショーが楽しめるホリデーライツ&ショー(Holiday Lights & Show)及びツリーの周りを走るスーパートレインは、11月29日に知事よりパブリックヘルスエマージェンシー(公衆衛生緊急事態)の1ヶ月延長が発表され、残念ながら今年の運行は無いことが発表されました。
コロナの影響で街全体にクリスマスデコレーションが少ない中、この大きなマイクロネシアモールのクリスマスディコレーションは訪れる人の心を温かくしてくれそうです。
ホームデポのクリスマスコーナーでは自分の背より高いクリスマスツリーが並びます。
オーナメントやリースの他に、庭や玄関先など外用のデコレーションも種類が豊富でした。
パーキングスペースに大きく設置されたフレッシュクリスマスツリー売り場。たくさん並ぶもみの木の香りを嗅ぐと買って帰りたくなります。季節を匂いで感じるとはこのことですね。
ツリーのオーナメントにも使用するキャンディケイン(Candy cane)。杖の形をしたキャンディで赤と白のペパーミント味やシナモン味が伝統的ですが、スーパーではオレオやアメリカで古くからある魚の形をしたグミ、スウェディッシュフィッシュのフレーバーなどが人気!
12月に入るとグアムでは、会社そして仲間とクリスマスパーティーを開き、クリスマス当日は教会に行って家族と祝う。プレゼントは家族だけではなく身近な人やお世話になっている人にも渡すことが多く、その買い物やパーティーで皆んなが忙しいシーズン。今年はきっとグアムの人にとっても初めて少し静かなクリスマスになりそうです。安全でそして平和なクリスマスになりますように。