巨大台風が去って2週間。まだ島内で断水、停電が続く中、週末の朝、デデド地区で開催されている朝市の様子を見に行ってきました。いつもなら新鮮なローカル野菜とトロピカルフルーツを求めて、またフードトラックのご馳走で朝食を楽しむ人々の姿で賑わっていますが、どうなっているのでしょう。6月10日(土)の朝市の様子です。

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期待して行ったわけではないですが、案の定がら〜んとしていて、いつものにぎわいを知っているだけに寂しい感じ。ジェネレーター(自家発電機)を使って営業するフードトラックならたくさん出ているのではと思ったのですが、残念ながら数台あるのみ。それでも朝市に出かけるローカルの姿はたくさんあって、なんだかホッとします。

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そしてどんな状況でも欠かせないバーベキュー。グアムの人って逞しい!

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気になっていた野菜&フルーツ売り場。店の数はとても少なく、並ぶ野菜も品薄状態。台風後、ある八百屋さんに行くと「ローカル野菜が市場に出回るまで最低2〜3週間はかかる」と言われましたが、まだまだ少ないよう。

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それでもネギやもやしなど成長の早いものはたくさん並び、こちらはテーブルいっぱいにバナナ。あの強風に耐えたかと思うとなんだか愛おしくなってしまいます。

 

台風では農家にも甚大な被害を与え、設備や荒れた畑をもとに戻すのに相当の労力が必要です。しかし、植物のパワーはすごい!倒れた木からはたくさんの新芽が出て、わが家のバナナの木もすくすくと成長しています。

今月中旬から順次ホテルは新規予約受付を再開して本格的に再稼働する予定です。ツーリストがグアムに戻ってくる頃にはたくさんの野菜やトロピカルフルーツ、そしてフードトラックで賑わっているでしょう。

ぜひぜひ、台風直前に紹介したこちらの記事を参考に!

Stay Strong Guam! グアムは台風には負けませんよ!