気温の高い蒸し暑い日々が続くようになり、常夏グアムにもいよいよ本格的な夏到来!

常夏と言っても乾季や雨季などシーズンにより気候は異なり、これに敏感に反応するのは植物。花を咲かせて実を実らせて。この時期はグアムのトロピカルフルーツの最盛期。朝市にも乾季には見かけないさまざまなフルーツが登場しています。

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度々紹介している朝市ですが、今回は野菜やフルーツが並ぶこちらを中心に見ていきます。農家が出店し、取れたての新鮮な農作物が並ぶこのエリア。家庭の食卓を豊かにすべく、いつも多くのローカルの人々が訪れています。

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ここにはナス、キュウリ、オクラ、大根など日本でもおなじみの野菜がたくさん並びますが、色も形も大きさも日本のものとは大きく異なります。

さらに、日本では見たことのない野菜の他、かぼちゃやゴーヤの茎や葉といった日本ではあまり食すことのないもの、バナナの花といった日本人にはびっくりするようなものも多数登場。

所変われば野菜も変わる!見ているだけでもとってもオモシロイ!

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しかし、今回紹介したいのはフルーツ。

こちらのテーブルはまさにトロピカルフルーツが満載!手前の赤いものはドラゴンフルーツ。その右奥のイボイボがついているのはサワーサップ、隣がアボカド。その向こうにはパパイヤ、バナナ、パイナップル。

パパイヤやバナナなど年間通して実がなるものもありますが、これだけのフルーツが出揃うのはやはり今ならでは。

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こちらはローカルウォーターメロン。グアム産のスイカです。日本のものとは見た目が随分異なりますが、中身は確かにスイカですね。

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こちらはマンゴー。黄緑色をした握りこぶし大のこちらのマンゴーが一般的に「ローカルマンゴー」と呼ばれるグアム産のマンゴー。若く固いものはピクルスに、熟したものはそのまま、またはスムージーなどにしていただくのがグアム流。

そういえば今週末5月26日(金)〜28日(日)は3年ぶりのアガット・マンゴーフェスティバル(HAGÅT MANGO FESTIVAL)が開催されます。この週末グアムにいる方はぜひマンゴー三昧のフェスティバルをお楽しみください。

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朝市には苗木など植物を販売する店も多いのですが、やはりこの時期だからでしょうか、ブーゲンビリアの木を発見!

ブーゲンビリアはグアムの島花。そして今この時期、色とりどりのブーゲンビリアが街を村を彩っています。グアムの島花でありながら、ハイビスカスやプリメリアに押されぎみのブーゲンビリアではありますが、やはり咲き乱れるブーゲンビリアはとってもゴージャスで華やか。濃いピンクが多いのですが、写真にあるように薄いピンク、黄色、白色もあります。

 

「常夏」などという言葉で表現されるグアムですが、長年住んでいると一年を通して気候が微妙に違ってくるのがわかってきます。わが家の庭のアボカドの木も年に一度の実をつける時期到来。

この時期グアムに来る方はぜひ朝市で旬のフルーツを買って、そのおいしさをお楽しみください。