クリスマスまであと2週間をきりました。この時期になるとグアムはホテルやショッピングセンターなどでイベントが盛りだくさん。今回紹介するのはグアムシンフォニー・ソサエティー(Guam Symphony Society)、グアム・テリトリアル・バンド(Guam Territorial Band)、グアム大学( University of Guam)合唱団などのグアムの音楽好きが集まる『シーサイド・ホリデーコンサート(Seaside Holiday Concert)』。こちらのコンサートはガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)で毎年開催されていて、青空の下で耳にするクリスマスの音楽とそよ風がとても気持ちよくリラックスできるイベントです。
合唱の後はグアム・テリトリアル・バンドの登場です。老若男女の揃う約50人による演奏はとても迫力がありました。特にトランペット奏者による演奏がとても素晴らしく観客のから大きな声援がおくられました。
舞台の前で一旦そりを停め、赤と白のクリスマス恒例のキャンディーケーン(クリスマスの時期に欠かせない、杖の形をしたキャンディー)を配りました。小さい子から大きい子まで楽しそうに受け取っていましたよ。
もらったキャンディーケーンを食べる子どもたち。
思わず笑顔がこぼれます。
コンサートのとりを務めるのは1967年に結成されたグアムシンフォニー・ソサエティー。総勢70人ほどの奏者によるオーケストラです。グアム以外にもサイパンや香港、日本、韓国、そしてアメリカ本国から集まった素晴らしい音楽家たちがクラシックミュージックを奏で、聞く人々を魅了しました。
大きなアンフィシアターで演奏される音楽。
弦楽器の音が響きわたりました。
演奏にすっかり気分がよくなった青年が
パフォーマンスを始めましたよ。
少しでも多くの方々にクラシックに親しんで欲しいという希望により開催されたシーサイド・ホリデーコンサートは、今年も大盛況の内に終わりました。屋外で聞くクラシカルミュージックと、心地よい風にすっかり気分がよくなった人々は、満足して帰路につきました。開催地のガバナージョセフフローレスメモリアルパークはアクセスしやすい場所にあります。来年はグアム旅行の際にぜひ足を運んでみてくださいね。