グアムは青い海と白い砂浜の広がる南の島。一年を通して暖かい気候のため、島を訪れる人はもちろん、住む人にとっても泳ぎやすい環境です。毎年行われるグアム最大のオープンスイムレース『第28回 インターナショナル ココスクロッシング(2018 Cocos Crossing)』が5月27日(日)に盛大に開催されました。



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地元スイミングチームの小・中学生たちも
日頃の練習の成果を出しました!



『インターナショナル ココスクロッシング』は、グアム政府観光局とグアムで長く活動する2つのスイミングクラブがスポンサーとなって開催される遠泳レースです。毎年5月頃に行われるこのレースは、グアム南部にあるメリッソ村の桟橋から船で10分ほど離れた沖合にあるココス島まで泳いで渡るものです。



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メリッソ桟橋から見えるココス島。



レースの行われる海は透明度が高くウミガメや熱帯魚などが見られるため、ローカルの人以外にも日本や韓国などからの参加者がたくさんいます。9歳以上の健康な方なら誰でも参加できるこちらのレースは、ココス島から出発する約3kmコース、メリッソ桟橋からスタートしてココスラグーン内を回り往復する5kmコース、さらにそのコースを2周する10kmコースから選べ、老若男女が揃って参加します。



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ココス島でレースのスタートを待つ競技者達。



レース会場での集合は朝5時。日が昇る前のレース会場には準備体操する者、仲間とおしゃべりを楽しむ者、緊張しながらスタートを待つ者と、それぞれの参加者が集まりました。ココス島まで船で移動しスタートする3kmコースカテゴリーと、メリッソ桟橋からスタートする5kmコース、10kmコースの2カテゴリー、一斉にレースがスタートします。



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海に入って出発の合図を待ちます。
こちらはココス島から出発する3kmカテゴリーに参加する人達。



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メリッソ桟橋からの出発の様子。
応援に見送られながらのスタートです。



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大海原を泳ぎます。
周りにはカヌーやボートで
選手の安全を見守るレスキュー隊が待機していました。



スタートの合図から40分ほどすると先頭選手の泳ぐ姿が見えます。3kmカテゴリー男性の部では、韓国から参加したソ・チュン(So Chun)選手が44分29秒で1番にゴールしました。続いて同カテゴリー女性の部はカレッサ・キャスパバウアー(Caressa Kasperbauer)選手が1時間4分14秒でのゴール。それから、続々と選手がゴールしました。



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自己ベストを目指してゴールする選手達。



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それぞれのカテゴリーでトップ3にゴールした
男女の選手には特別なメダルが用意され、
総合で3位に入った選手にはトロフィーが贈られました。



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すべての参加者にもメダルとTシャツがプレゼントされました。
出場した人だけが貰える記念品です。



『インターナショナル ココスクロッシング』はグアムの中でも透明度が高いと評判のココス島周辺のラグーンを泳ぐ最高の機会を提供してくれます。泳いでる途中にウミガメや魚が見られるこちらのレースで、来年こそはグアムの海を思いっきり楽しんでみてはいかかでしょうか。

来年度の日程はまだ発表されていませんが、こちらのオフィシャルサイトからの申し込みが可能です。

大会オフィシャルURL: https://www.guamcocoscrossing.com