3月18日(日)、グアム政府観光局主催の「第3回グアム・ココ・キッズ・ラン」が開催されました。 日本からの参加者約15名を含めた300名以上の子供たちが、早朝のガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)を走りました。年々参加者が増え、子供達の人気イベントに成長した「グアム・ココ・キッズ・ラン」には、今年も盛りだくさんのプログラムが用意されていました。

4~7歳のジュニア部門と8~10歳のシニア部門の男女上位3名には、 グアム政府観光局のネイサン・デナイト副局長からメダルを授与されました。

7:45AM頃になると、参加者みんなでズンバによる準備運動をしました。 インストラクターの動きに合わせて、 見よう見まねで大勢の子供達がズンバを踊っていましたよ。

コースは、4~7歳のジュニア部門が1.5kmコース、8~10歳のシニア部門が3kmのコースを使用します。 まずは8:00AMに、ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク内の1.5kmコースでジュニア部門がスタート。その後15分後に、ビーチとパーク内合わせて3kmのコースでシニア部門がスタートしました。ランに参加するのが初めてというお子様も、大勢いらっしゃったようです。みんなそれぞれのペースで元気いっぱいレースに臨みました。

ジュニア部門のスタートの様子。 我が子の元気な姿を写真に収めようとする お母さんやお父さんがスタートを見守っていました。

シニア部門のスタートは恋人岬を見渡すビーチ。 3kmの約半分がビーチランとなりました。

シニア部門で優勝した少年の力強いランニングフォームです。 2位に大差をつけてイパオビーチパークに戻ってきましたよ。

イパオビーチパークを一周してようやくゴールです。 みんなよく頑張りました。

ゴールした子供達には、ドリンクや果物、軽食が用意されていました。 グアム政府観光局のジョアン・カマチョ局長も、 自ら子供達に果物を配って健闘を讃えていました。

見てください、この嬉しそうな笑顔! ひと走りした後の食事は、また格別な味でしょうね。

全員がゴールする頃にはチャモロダンスのショーが始まりました。 朝ご飯をいただきながら、中学生ダンサーのエネルギッシュな踊りを鑑賞しました。

会場にはグアムのキャラクターのココバード、 スパーキーも登場して、子供達とハイ・ファイブ!

「タラボツーザン」と呼ばれる、グアムオリジナルの楽器です。 恐る恐る不思議な形をした楽器を試してみる子供達の姿がありました。

チャモロの発音を音楽に合わせて学ぶコーナーです。 先生の楽しい歌声に合わせてチャモロ語でABC。

会場には、今年もココバードがいました。 ココバードはグアム固有の鳥で、現在絶滅に瀕している 動物のひとつである貴重な生物です。 毎年、ココバードに会うことを一番の楽しみに、 レースに参加する子供もいるそうですよ。

ホラ貝吹きを体験するコーナー。 上手に音が出ればプレゼントがもらえます。

葉編み体験コーナーもありました。 お揃いのブレスレットが出来上がり、ハイポーズ!

グアムで昔から親しまれているゲーム「チョンカ」。 ルールを教えてもらえば、すぐに楽しめる簡単なゲームです。 「チョンカ」について、詳しくはこちらから。 http://weekly.visitguam.jp/2010/08/post-112.html

チャモロダンス体験コーナー。 ステップの踏み方や腰の振り方など、 教えてくれる先生も子供達です。

日本からお越しのファミリーにも出会いました。 家族でグアム旅行を計画されていたところ、 「第3回グアム・ココ・キッズ・ラン」が開催されることを知って、 その日に合わせて旅行を組まれたそうです。

10歳以下のお子様を対象にしたレースまで用意されているのは、まさに小さなお子様も大切にするグアムならではといえるでしょうね。 今回紹介した「グアム・ココ・キッズ・ラン」は、グアムでは毎年恒例のイベントとして定着しています。ローカルの子供達も沢山参加しますよ。 来年3月にも開催が予定されていますので、皆様も是非この時期に、ご家族でのグアム旅行を計画されてはいかがでしょうか。