「第3回グアムナショナルボディビル&国際親善大会」が10月25日(土)に「レオパレスリゾート・グアム(LeoPalace Resort Guam)」内にある「ゼフィーロ(zefiro)」にて開催されました。「グアムボディビル協会」と「公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟」の国際交流の一環として3年前にスタート、男子カテゴリーに日本選手が参戦。昨年は「女子カテゴリー(女子ボディビル、女子ボディフィットネス)」が追加され、今年は「フィットネスビキニ」カテゴリーが加わり華やかな大会になりました。日本選手団も総勢32名の大所帯、すべてのカテゴリーで日本選手が3位までに入賞するという快挙を成し遂げ、日本選手の層の厚さ、選手の裾野の広がりを実感する大会になりました。

フィットネスビキニ・ショート部門で見事優勝を果たした荻山はるか選手(左)。 ボディメイクトレーニングを初めてわずか1年ということですが、 本年すでに大阪オープンとオールジャパンで優勝、 グアム大会で初年度を華々しくしめくくりました。
フィットネスビキニ部門は健康的で女性らしい あこがれのボディを競う新競技です。
ボディフィットネスで総合優勝を果たした山本加容子選手(中央)。 2014年ジャパンオープンの覇者でもあります。
限界まで筋肉を大きくし体脂肪を限りなく落とすボディビルとは違い、 プロポーションや女性らしい美しさを重視する 女子フィジーク・トール部門でも 日本選手が活躍しました。
女子フィジーク・ショート部門。 大会に合わせて鍛え抜かれたボディを披露した日本の女子選手たち。

フィットネスビキニ、ボディフィットネス、フィジークそれぞれ身長でショートとトールに分けられ競われました。厳しいトレーニングや食事制限で理想のボディシェイプを手に入れた女性達の肉体美をたっぷり鑑賞することができた大会でした。

海外の大会ははじめてという藤代亮選手は ボディビルのライトウェイトで見事3位入賞を果たしました。
本大会の初年度から毎年参加の近藤一隆選手。 怪我に悩まされた一年だったようですが、 相変わらずのナイスボディでした。
国際親善大会2度目の出場となった斉藤忠男選手79歳。 国際大会が初めてだった昨年の経験を生かして 最高のパフォーマンスを、という言葉通りの力強いステージでした。 日本マスターズでは今年、堂々6位に入賞しました。
今年78歳の金澤利翼選手。 1960年代の日本のボディビル界で活躍し、 今なお現役を貫いているマスターズの有名選手です。
今年は世界的に人気が高まっている男子フィジーク部門が新たにもうけられました。 程よい筋肉ときれいな体のラインが審査対象。 さわやかなイケメンが揃っていましたよ。

日本とグアムを結ぶ親善交流を目的として実現した「日本グアム親善大会」は競技カテゴリーが追加、日本からの参加者も増え、年々規模が拡大しています。また、スポーツプロモーションの一環としてグアム政府観光局も協賛してイベントを盛り上げています。今年も会場は多くの立ち見がでるほどの盛況ぶり。美しい肉体に多くのローカルが深夜まで熱い歓声をあげていました。観客と選手が一体となってイベントを盛り上げる空気は海外大会ならではのもののようです。日本からは「グアムナショナルボディビル&国際親善大会」の観戦ツアーが毎年企画されていますので、選手とともにイベントに参加できるまたとない機会ですよ。来年も素敵なボディをお待ちしています。

2013年の大会の模様はこちら http://weekly.visitguam.jp/2013/11/2-12.html/