毎年恒例のグアム日本人会主催「日本人会秋祭り」が今年も開催されました。
11月に入り安定した乾季のお天気が続き、そして迎えた11月24日(土)の秋祭り当日も朝から青空が広がっていました。

「さあ、最高の祭り日和!」

朝、目をさますとお天気を確認、青空に後押しされてさらに気合いが入ります。

「日本人会秋祭り」はここ数年、30,000人を遥かに超える集客が続いています。まさしく島民もこぞって参加するグアム最大級のイベントへと成長しました。今年もまた約40,000人の人出が会場の「ガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)(Governor Joseph Flores Memorial Park (Ypao Beach Park))」を埋め尽くしました。

歌・踊り・演武・神輿などステージでは日本の伝統的な出し物の数々が7時間に及び披露されました。

3:00PMから始まった祭りは日没あたりから観客がさらに押し寄せ
公園内を神輿が練り歩くと祭りの熱気は最高潮に達します。

グアム島の人口は約180,000人、日本人会秋祭りを訪れたのは約40,000人。
つまり島民の2割強の人がガバナージョセフフローレスメモリアルパーク(イパオビーチパーク)に足を運んだ計算になります。

今回33回目を迎えた今年はグアム日本人会が設立されて40周年となる記念の年でもあります。

初めて日本人会秋祭りが開催された時には、グアム在住の日系人の子供達に日本伝統のお祭りを体験させたい、という大人達によってホテルの駐車場を借りて始まった小さなお祭りでした。今では広大な公園にブースがぐる~りと並び、おもちゃ・ゲーム・フード・ドリンクなどの店が軒を連ねます。

その多くは日本人会秋祭りでしかできないゲームや、日本のおもちゃ、日本伝統の食べ物などを販売し、今年も日本色豊かなブースがたくさん登場していました。

祭りに訪れた人は人種も国籍も
実に様々ですが、みんな日本の文化が大好きです。

興味津々の子供達を前に自慢の皿回しの芸を披露。

スーパーボールすくいは
小さなお子さんに大人気のゲームです。

祭りに欠かせないのが金魚すくい。
グアムで金魚すくいができるなんて驚きですよね。

こちらはヨーヨー釣り。
グアム日本人学校の保護者が集まり水を入れゴムを付け準備。
多くのグアム在住の人達のボランティアで
「日本人会秋祭り」は支えられているのです。

日本の漫画キャラのグッズや懐かしい玩具も並んでいました。
子供だけでなく、大人にも大盛況。

こちらは子供神輿。
みんなで元気なかけ声にあわせて会場を一周しました。
その他にも男神輿、女神輿が登場して、会場を練り歩きました。

迫力満点のファイヤーダンスショーも行われました。

7回目となるグアム日本人学校の生徒による「南国ソーラン」。
小学5年生から中学3年生までの子供達が、
ダイナミックな演舞で会場を沸かせました。

南国ソーランの模様はこちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=XNPS9PLE1IU

人気のレストランやホテルの屋台を巡るのも楽しみの一つ。
お好み焼き、焼きそば、イカ焼き、焼鳥などなど
日本のお祭りフードはやはり人気です。

芝生に腰掛け、ステージを鑑賞しながらいただきます。

はっぴ姿に神輿、屋台からの美味しそうな食べ物の匂い、金魚すくいやスーパーボールすくい他ゲームなどなど....日本から離れグアムに暮らす日本人にとっては懐かしいものばかりです。

「日本人会秋祭り」は、海外で育つ子供達に自分のルーツを感じてほしいと願うグアム在住の日本人が総出で今年も開催され、地元の人々にも愛されるイベントに成長しました。そして今年は日本人会創設40周年記念であり、アクアマインド社様のご協力で盛大な花火も上がりました。あまりに突然で写真を撮りそこねてしまいました。

日本人会秋祭りは毎年11月の最終土曜日に開催されます。
お祭りの詳細は、毎年グアム日本人会のホームページで案内されていますので、この時期グアムにいらっしゃる予定のある方は、事前にチェックしてくださいね。

グアム日本人会のホームページはこちらから。
http://www.jcguam.org/