グアムには至るところで素敵な壁画を見ることができますが、最近ハガニアにあるチャモロビレッジでも見られるようになりました。とても素朴なタッチで、それが南国らしくグアムらしくもあり、見ていて元気になるような色彩豊かな壁画です。今回はチャモロビレッジの素敵な壁画を写真で紹介していきます。

chamorrovillagemural2

車でチャモロビレッジの前を通っていても見ることができる正面入り口付近の壁画。

chamorrovillagemural4

近寄ってみると「TOGETHER Micronesia STRONG」という文字とともに、グアムや北マリアナ諸島のチャモロ文化の象徴であるラッテストーンの他に、ミクロネシア地域のヤップ島の石貨のイラスト、パラオ語でこんにちはと意味する「ALII(アリー)」という文字も描かれています。

そして色鮮やかな南国の花々、美しい海、力強い太陽はミクロネシアの宝です。

 

chamorrovillagemural5

正面入り口から入ると目の前にはメインパビリオン。グアムでよく見かける花たちが出迎えてくれます。上の方には古代、農耕や漁業を行うにあたり、暦を知るのに欠かせなかった月の満ち欠けも描かれています。

chamorrovillagemural6

中の壁はグアムの自然、文化、伝説などチャモロビレッジの名にふさわしいイラストで埋め尽くされています。グアムの島をそのまま表す豊かな色使いは見ていて明るい気持ちになりますね。

chamorrovillagemural3

グアムの人が見たらモデルが誰だか想像できそうなチャモロの男性

ラッテストーンに象られ、グアムの紋章が施されているのはおそらくイフィットというグアムを代表する木。男性はイフィットの彫刻家として活動し、2年前に惜しまれながら亡くなったロバート・タイタノ(Robert Taitano)氏と推測。現在も彼の店舗がチャモロビレッジ にあります。

 

水曜日夜のナイトマーケットでは人混みと暗さで分かりにくいかもしれませんが、ぜひ機会があれば壁画も楽しんでくださいね。