8月16日 (日) から4段階に設定された「復興ガイドライン」の中で最も厳しい「PCOR1」となったグアム。21日(金)からは行動制限はさらに厳しくなり、食料品などの買物とレストランに注文した料理の引き取り以外は外出ができない状態でした。
今回は21日以降、今週月曜日(8月31日)までの状況をご報告します。

21日の行動制限強化以降も新規感染者数は数多く確認され、26日(水)にはこの小さな島で過去最多の136を記録、感染者累計が1,000を超え、翌27日(木)も112と3桁。
8月31日(月)時点で検査数37,874件に対し陽性者数1,395名、陽性率3.66%となっています。

死亡者は8月31日(月)時点で10名。3月から4月にかけて5名が亡くなった後、長らく死亡者は出ていなかったのですが、8月20日(木)から27日(木)のわずか1週間ほどで5名増えて10名に。

こちらは8月30日(日)のイパオビーチの様子。
前日の土曜日正午からジョギングなどのエクササイズ、
シュノーケリング、散歩などの個人での利用が可能となり、
久々に朝から青空が広がったこともあって
ビーチを楽しむ人の姿がちらほら見られました。

8月27日(木)グアム政府は、 "Stay-at-Home" の知事命令を9月4日(金)まで、「公衆衛生緊急事態宣言」を9月30日(水)まで延長することを発表。
しかし、高い感染者数を維持しているものの島民の声に配慮してか、8月29日(土)午後から公共の公園やビーチは個人であれば使用することを認め、教会のミサも屋内ではなく駐車場など屋外であれば開催することができるようになりました。

すでに9月。本来なら10月31日のハロウィンのコスチューム選びが始まるころ。「今年は何を着ようかな」と子供だけでなく、大人も楽しみなイベントでした。しかし、今年はどうなることやら。

ウィークリーグアムでは引き続き、グアムの現状をお届けしていきます。