ここ数年、運動をする人がとても増えたグアム。需要に合わせて多くのフィットネスジムがオープンし、特にクロスフィット系のジムの人気が高まりました。
そしてこのコロナ渦では室内での感染を避ける為、屋外でエクササイズをする人が急増しました。今まで運動をする事がなかった人も健康でいることの大切さを意識し、免疫力アップを目指してウォーキングやジョギングを始めた人が増えたようです。
ウィズコロナでエクササイズを楽しむグアムの人々は、どんな場所でどんな運動をしているのでしょうか。
マンギラオ地区にあるグアム大学(University of Guam)の敷地内。キャンパスからは太平洋が望め、美しい景色と共にエクササイズができる場所の一つです。現在は大学敷地内での運動は禁止されていますが、敷地内を通る公道で朝夕のウォーキングやジョギングに励む人が多くいます。
朝7時台のデデド地区にあるグアムスポーツコンプレックス(Guam Sports Complex)の様子。陽が強くなる前の爽やかな朝は、ジョギングよりもウォーキングを楽しむ人が多いようです。
整備されたジョギングコースがあるので、エクササイズビギナーでも気兼ねなく運動が出来ます。
場所は変わって島の経済や政治の中心地となるハガニア地区。ビジネスオフィスも集まるこの地域にはフィットネスクラブなどのスポーツジムが多数あります。
グアムミュージアムの裏手に位置するスキナープラザ(Skinner Plaza)では日暮れ時にはアウトドアヨガレッスンが行われています。コロナ後始まった屋外でのヨガはこの場所以外にも、ラッテストーン展望台があるアサン地区のアデラップ岬(Adelup Point)の広場でも行われています。
かつて読売ジャイアンツのキャンプ地に使用されていたパセオ球場があるパセオ デ スサナ パーク(Paseo de Susan Park)。スキナープラザの道路向かいに位置し、パーク全体が海に囲まれた美しい風景が望める公園です。朝夕多くの人がウォーキングやジョギングをしに訪れ、夕方涼しくなる頃には海風に吹かれながらバスケットボールを楽しむ人の姿もありました。
このコロナ渦グアムで最も楽しむ人が急増したであろうバイク。日本でバイクというとエンジンを搭載したオートバイを意味しますが、英語では自転車をバイクと呼び、オートバイをモーターサイクル(Motor Cycle)と呼ぶ事が多いです。
ここグアムで走っているのはマウンテンバイクとロードバイクの2種類。バイクを多く取り扱うホーネットスポーツ(Hornet Sports)ではこのコロナ渦のバイク人気で、予約注文をする人も多く、長い間売り切れが続いているそうです。
タモンなどの街中を楽しむ街乗りをする人が増えました。家族で子供と一緒に街乗りを楽しむ人達の姿をよく目にします。
因みにグアムでのバイク乗車の際は、ヘルメット着用が法律で義務付けられています。
トレイルライドの果てに出会える景色。
普段は旅行者で賑わうタモン地区のホテルロードも、夕方にはエクササイズをする人が訪れます。
外出自粛による運動不足、そして普段通りの生活が送れないストレスなどエクササイズで解消できるのが理想的ではないでしょうか。自分の好きなタイミングで楽しめるアウトドアエクササイズ、これからもグアムの美しい自然を感じながら続けていきたいと思います。