画家や写真家など、グアムの若手アーティストの作品が一堂に会する貴重なイベントとして知られている「GAX」展。会場となったザ・プラザ内DNA2階の会場には、斬新でレベルの高い作品が並び、若いアーティストのパワーがみなぎっていました。アーティストの中には、グアム大学の学生や副業としてアート活動を続けている人などもいるようです。GAXは、毎年規模や内容が充実し続けている人気のイベントですが、今年も4日間限りの日程で開催されました。
今年もグアムの若者のアート心を堪能することができました。それではご紹介して行きましょう。
昨年の2倍はありそうな会場には、
絵画、写真、オブジェなど
様々な手法で創作を追求する
独創的な作品が溢れていました。
こちらはKayla Groverさんの作品とだけ記されていました。
モノクロで色彩をそぎ落としながらも、豊かな表現力のある作品です。
ボルコムショップのイメージ画を描くジェフ・イージャン氏の作品。
力強く、リアリティのある表現力が持ち味です。
10代から30代をターゲットにするストリートファッション系の
お店などの作品を多く手がけています。
ポップアート系の作品も沢山ありました。
キャンバスに限らずサーフボードやヘルメット、
中にはプラスチックの椅子にペイントを施した作品もありました。
Ping-Yung Kueというアーティストの作品です。
グアムで育った台湾系チャイニーズの方ようです。
日本のアニメの影響に多大な影響を受けた後、
伝統的な水彩画も学んだということです。
現在はデジタルイラストレーションを中心に作品を生み出しています。
こちらは作家名はわかりませんでしたが、
とってもアバンギャルドな作品で目を引いていました。
Patrick Camachoさんの作品。
ウェディングの撮影をする傍らで、
モデルや風景撮影をライフスタイルにしているそうです。
Irwin Tumbuconさんという方の作品。
光を取り込んだ幻想的な作風が特徴です。
Nina Peckさんという方の作品です。
友人などをモデルに趣味でアート活動を続けているそうです。
開催期間は5月3日(木)~6日(日)、入場無料でした。
ご紹介した作品はほんの一部です。
開催情報について、詳しくはこちらから。
http://www.facebook.com/GAX.Guam.Art.eXhibit
最後に、イベント初日に行われたオープニングパーティーの模様をご紹介いたしましょう。
主催者やアーティストが一堂に会し、賑やかな夜になりましたよ。
主催者と作品を出展したアーティスト達で賑わっていました。
DJが盛り上げる会場にはボディペイントの女性が登場、若者のパワーが炸裂しています。
GAXはグアムの若いアーティストの感性、独創性を発揮する場となっており、
さらにはアーティスト同士の交流の場にもなっています。
グアムの若手アーティスト作品が一堂に会する貴重なイベントであるGAX。
これからも、グアムのアートシーンを盛り上げて行って欲しいですね。