世界で同日開催される世界最大規模の海岸クリーンアップキャンペーン「インターナショナル コスタルクリーンアップ(INTERNATIONAL COASTAL CLEANUP)」。今年で31回目を迎えました。グアムでも毎年開催されていますが、筆者は今年、久しぶりに参加してきました。その模様をお届けします。

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9月20日(土)に開催された「インターナショナル コスタルクリーンアップ」。グアムでは島内21か所で同時開催されました。筆者が参加したのは島最北端にあるリティディアンビーチ。手つかずのジャングルに隣接し真っ白な砂浜が続く美しいビーチとして知られています。

まずは参加登録。筆者は事前登録していたので名前を確認し、参加Tシャツをもらいました。当日登録の方にもたくさんの人が並びました。ざっと見たところ、100名を超える人数が集まったように思います。

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軍手、ゴミを掴むトング、バケツが用意され、それらを持って出発!人数が多いのでいくつかのグループに分かれて出発しました。

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筆者は2番目のグループに参加して出発です。

リティディアンビーチはアメリカ連邦政府が管理するグアム国立野生動物保護区(Guam National Wildlife Refuge)内にあるため普段からゴミの持ち帰りを指導しており、自然が美しいだけでなく、比較的ゴミも少ないビーチです。筆者を含め、2番目のグループに参加した人たちはなかなかゴミが見つからず、必死でゴミを探します。

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砂浜にはほとんどゴミが落ちておらず、ジャングル側をチェック。ゴミだ!と思ったら枯れた植物であったり、落ちた花びらだったり。ゴミが見つからないことはいいことですが、早起きしてクリーンアップに参加したので、なんとかゴミを見つけたい!

そして輪ゴム、ペットボトルの蓋、新聞紙などをいくつか発見!手ぶらで出発地点に戻るわけにはいかず、ゴミを見つけてちょっとホッとした気分。

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ジャングル側をじっくり見ていると大小さまざまな貝を背負ったヤドカリがいたり、砂に開いた穴にカニが忙しなく出入りしたり。ジャングルでは朝早くから小さな生物が活動を開始しており、そんな光景に少し癒されたりもしました。

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所々に給水所も設けられていました。日が昇るにつれて少しずつ日差しも強くなり、水分補給をしながらゴミを探して歩いていきます。

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途中からUターンして美しい海とはお別れし、ジャングルの中の道を進みます。ゴミは意外とこの道でたくさん見つかりました。ペットボトルや瓶の蓋、プラスチックの何かの破片、ペーパータオル、そして残念なことにツーリストが落としたのでしょうか、オプショナルツアーのフライヤーなども。

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約1時間歩いて出発地点に戻ると、第1グループが集めたゴミが大きなゴミ袋にまとめられており、ドリンクの缶や瓶、お菓子の袋をはじめとするプラスチックゴミが大量にありました。普段から厳しく管理されているビーチでもこれだけのゴミ。リティディアンビーチは少ない方だと思うので、他のビーチはどんな様子だったのか気になりました。

そして最後に、どこにどんな種類のゴミが落ちていたかを聞かれて、今年の「インターナショナル コスタルクリーンアップ」、リティディアンビーチの清掃活動は無事終了。

1人で参加する人、小さな子供と一緒に家族で参加する人、友達同士で参加する人などさまざましたが、若い人の参加がとても多かったように感じました。「自分たちの生まれ育った島を自分たちで守る」、実際にはそんな堅苦しいことを考えての参加ではないと思いますが、この活動に参加したということは、ほんのわずかでもそのような気持ちがあったからこそ。島に住む者の1人として、日々美しい海とビーチに癒されている者として、筆者もその思いを忘れずにいたいと思います。

ツーリストの皆さんも、ぜひグアムの美しいビーチの保護にご協力ください。そしてグアムだけでなく、皆さんの住む地域の環境にも目を向けてくださいね。