
5月24日(金)から27日(日)までの3日間、アガットで開催されたアガット・マンゴーフェスティバル(HAGAT MANGO FESTIVAL)。昨年は台風の影響によりマンゴーのないマンゴーフェスティバルとなりましたが、15回目の開催となった今回はマンゴー尽くし!「やっぱりマンゴーフェスティバルはこうでないと!」と思わせるおいしくて楽しいイベントとなりました。
昨年の分を取り戻すべく、イベントの模様をマンゴー尽くしでお届けします!
イベントの正面ゲートをくぐったところにあるこの大きな木。マンゴーの木です。
赤く色づいた完熟マンゴーがたくさん実っているのが見えるでしょうか。とってもおいしそう!早くマンゴーが食べたい!
まずはマンゴーの植木販売のお店。
グアムに住んでいると葉の形を見てすぐにマンゴーとわかるようになりましたが、皆さんはわかるでしょうか。葉の形は細長く、若々しく元気がいいですね。
これらの木はすべてローカルマンゴーと呼ばれるグアムで収穫されるマンゴーですが、種類はいろいろあるそうです。「この木はこんな実をつけるよ」と実際のマンゴーを見せながら説明してくれました。
こちらはマンゴーピクルス。まだ青く若いマンゴーの実を酢漬けにしたもので、グアムではとても一般的な食べ方。この日はとても暑かったので、酸っぱいものがおいしかった!
マンゴーを使ったハンドメイドケーキ。おいしいこと、間違いなし!
お!これはツーリストにもお馴染みのラッテストーンクッキー!
このマンゴーフェスティバルのためにわざわざ作ったそうで、数量限定の貴重なクッキー。気になる人は来年のマンゴーフェスティバルを期待!
油の中でこんがり色づいていくのはマンゴードーナツ。ドーナツなどの揚げ菓子をチャモロ語ではブネロス(Buñelos)と呼ばれ、こちらはマンゴーブネロス。
生地の中に黄色いマンゴー果実が見えます!出来立ての熱々を頬張りたい!
マンゴードリンクは外せない一品。
おいしそうなマンゴーの奥に並ぶカラフルなドリンクは果肉の入ったマンゴージュースの他にマンゴーボバ、マンゴーストロベリー、マンゴーティー、マンゴーライチなどなど。
完熟マンゴーにリヒン(Li Hing)パウダーなどをかけて食べるのも人気。リヒンパウダーとは塩、砂糖、リコリス(甘草の一種)を混ぜ合わせた粉末状のもので、味は甘しょっぱい&酸っぱい感じ。
日本人はマンゴーそのもののおいしさを楽しみたいと思ってしまいますが、毎日毎日飽きるほどマンゴーが収穫されるこの時期のグアムでは、こんな食べ方もありですね。結構イケますよ!
メイドイングアムのドニ・ディナンシェ(Donne' Dinanche, 唐辛子のペースト)の中に、マンゴー&リヒンのプレザーブ、マンゴーディナンシェジャムを発見!
やはりただのマンゴープレザーブやマンゴージャムにとどまらないのがグアム流!
マンゴーフェスティバルで毎年開催されるマンゴーコンテスト。マンゴー農家から出品されるものの中から最も美しいマンゴー、最も大きいマンゴー、最も奇抜なマンゴーを決めるコンテストです。
MOST BEAUTIFUL MANGO は本当にとってもおいしそうでキレイ。奇抜なマンゴーも味はおいしいと思いますよ!
子供たちのマンゴーを題材にした絵はどれもかわいい。子供たちのマンゴー愛が溢れるものばかり。
こちらはイベント会場の様子。マンゴー以外にもバーベキューのお店やかき氷、アイスクリームなどのお店もたくさん並びました。
そして海沿いのテーブルで和む人たち。
実は初日の金曜日はあいにくの天気で、オープニングセレモニーの花火が打ち上がったにも関わらず人出が鈍ったようですが、土曜日と日曜日は晴天に恵まれ、本当に多くの人で賑わいました。青空が広がりとても暑いのですが、風もあって海沿いは気持ちのいい特等席です。
ステージではチャモロダンスショーの他、子供たちのダンスパフォーマンス、音楽の演奏などもあり、イベントを盛り上げました。
マンゴーに恵まれなかった昨年の悔しさを吹き飛ばすべく、盛大に開催された今年のマンゴーフェスティバル。あの台風の惨劇からちょうど1年、こんなにたくさんの実をつけるまでに回復したマンゴーの生命力に驚かされ、自然に恵みに改めて感謝した3日間でした!