もう11月。日本では紅葉を愛でながら本格的な冬支度を始める頃でしょうか。
グアムの11月といえばなんといってもサンクスギビングデー(Thanksgiving Day)。ハロウィンが終わり、人々はサンクスギビングの準備でお忙しです。

しかし、11月にサンクスギビングデー以外に2つの祝日があることは、あまりツーリストには知られていないかもしれません。今回は少し地味ですが、この2つの祝日について簡単に解説していきます。

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1つは11月2日のオールソウルズデー(All Souls' Day)。これはキリスト教、中でもカトリック教の祝日で、亡くなった人たちに祈りを捧げる日。そのため、この日は朝から教会で祈りが捧げられたり、お墓参りに出かけたりするのが慣例となっています。

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カトリック教徒の多いグアムではこの時期、お花屋さんは大忙し。スーパーの花売場には生花、造花など色とりどりの花が並びます。

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もう1つはアメリカ合衆国の祝日で、11月11日のベテランズデー(Veterans Day)。元々、11月11日は第一次世界大戦休戦締結の日で、戦場に行った軍人が帰ってくることを祝う日でした。現在ではベテランズデー、日本語では退役軍人の日と訳され、兵役に服した退役軍人を称える日となっています。
ピティ地区にある退役軍人墓地やアメリカ軍基地内ではイベントが催されるなどします。

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そして今年の11月は、2年に一度のグアム議会議員の選挙もあります。

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ツーリストも街を車で走っていると議員候補の大きな顔写真付きの看板や、立候補者や応援スタッフたちが走行する車に手を振ったりするのを見かけることがあると思います。日本とはかなり違った選挙キャンペーンで、時にその盛り上がりは何か楽しいイベントのようにも見えます。

 

サンクスギビング、クリスマスとビッグイベントの準備の合間にさまざまな行事をこなしながら、これから年末まであっという間に過ぎていきそうです。この時期にグアムを訪れたら、ローカルの人たちの勢いに乗って、ツーリストの皆さんもとことん、この時期ならではのグアムをお楽しみください。