昨年の12月1日から12月15日までマイクロネシアモールにて「グアイヤ・グアハン」アート展が開催されていました。
このアート展を主催したのはグアムを拠点とするOBRA(オブラ)というアートグループ。地元の芸術を広めグアム島の地元コミュニティに芸術鑑賞をもたらすことを目的として作られたアート集団です。
様々な文化的、民族的背景を持つ30人のOBRAアーティストによる100点以上の作品が展示販売されていました。
迫力のあるタモンを走るシャトルバスやラッテストーン、海洋生物といったグアムならではの魅力が詰まったモチーフの作品に強く惹かれます。
シックな黒とゴールドの組み合わせがグアムの地図に高級感を漂わせます。グアムの形はよく見るとブーツみたいに見えませんか?!
会場ではアーティストの方々が自ら作品の説明をしてくれたり、直接質問できる貴重な機会となりました。グアムの方々はとってもフレンドリーで片言英語でも気兼ねなく話しかけることができるのも楽しいですよ。
マーカス・ヴィラベルデさんの作品はラッテストーンの力強さとポップアートな世界観が独特な視点によって見事に融合されています。
ローレンツ・ガエランさんの作品は自身の内面を鮮やかに描き出した自己投影のようなアニメという表現方法でとても目を引く作品でした。
オリーブ・ニューマンさんの作品は一般的な四角いキャンバスではなく丸いキャンバスを用いていて、まるで窓からグアムの風景を覗いているようなユニークな作品でした。
こちらはヒロエさんという日本人の方のアーティストの作品。心温まるような可愛らしさがありますね。
それぞれのアーティストが、水彩画の繊細なタッチやアクリル画の鮮やかな色彩やコラージュなど個性豊かな表現技法でグアムの美しい自然や人々の温かい笑顔、そして独自の文化が描かれていてグアムの歴史や人々の暮らしに触れることができ、手頃な価格で手に入るミニアートもあるのでお土産としてもおすすめです。オリジナルピースなので世界にひとつだけ!グアムのアートをより身近に感じられるのも魅力でした。
<インフォメーション>
場所:マイクロネシアモール
Instagram : @obraguam
*不定期ですが開催予定