タモン湾の北に位置するホテル・ニッコー・グアム横隣、ガンビーチに建設予定のグアムカルチャー&エコパーク (Guam Culture & Eco Park)。カルチャー、ヒストリー、自然をテーマにした、グアムで初めてのテーマパークです。その第一期のオープン(6月予定)に向けて、現在着々と整備が進んでいます。伝統的なグアムの住居や暮らしを再現するチャモロカルチャーパークのエリアでは、グアムの自然素材で造る家屋が、伝統技術を引き継ぐチャモロ人によって建設中です。

グアムカルチャー&エコパーク (Guam Culture & Eco Park)のオープンに向けての広告に 使用されている写真は、グアム在住の写真家スティーブン・ザオ氏によるもの。


グアムで初めてのローカルカルチャーのテーマパークは総面積100,000㎡。 6月オープン予定の第一期の広さは32,000㎡、つまり東京ドーム2.5倍のスピリチュアル・ゾーンが完成します。


ホテル街から5分程度のベストロケーション。 ホテル・ニッコー・グアム横隣という利便性に富んだ立地です。


6月オープン予定の第一期は6つのエリアから成り、グアム古来の文化や自然、歴史にたっぷりと触れながら休日を過ごすことができるようになります。まず入口を入ると、南国の木々に包まれたウォーキングコースがあります。現代から約500年前のグアムまで、映像や展示でタイムトリップできるコーナーも用意されるようです。

こちらは建設中のチャモロカルチャーパークの家屋。


ウォーキングコースを抜け、チャモロカルチャーパークの内部へ進むと、1521年にマゼラン一行のグアム上陸を機に西洋史に登場する以前のチャモロ人が、伝統的な日々の営みを送っています。彼らが話すのはチャモロ語のみ。ダンスや料理、クラフトなどの様子を見ることができます。

チャモロの家屋を建設するチャモロ人スタッフたち。 文化継承活動に取り組む非営利団体TASAのメンバーです。 グアムカルチャー&エコパーク (Guam Culture & Eco Park)のオープン後も、 彼らがこの施設の多くの部分を運営し、訪れる観光客をもてなしてくれます。


さらに奥に進むとビーチが見えてきます。その一角にはアニマルゾーンがあり、ヤシガニ、ココバード、カラバオ(水牛)、イグアナ(大トカゲ)など、グアムに生息する動物たちと触れ合うことができます。

グアムカルチャー&エコパーク (Guam Culture & Eco Park)の建設着手までには、 長い時間をかけて考古学調査が行われました。 約800年前のラッテストーンやマリアナズレッドウエアと 呼ばれる土器など、沢山の遺跡が建設予定地から発見されました。


ビーチ脇にはカルチャー体験コーナーもあり、入園者がチャモロダンスやチャモロ語のレッスンに励むことができるコーナーもできます。ヤシの葉編みやチャモロ料理も体験できるようです。

先日行われたメディア向けの、現地でのコンファレンス。 社長のマーク・バルディガ氏自ら施設の概要を説明。


コンファレンスにはグアム準州知事エディー・バザ・カルボ氏や グアム準州副知事レイ・テノリオ氏も出席しました。


ビーチサイドにあるのが、冷たいお飲物やお食事を用意したビーチバー&パビリオン。最高のオーシャンビューを楽しみながらお食事やカフェタイムが過ごせます。営業時間は午前11時から午後10時までの予定。この施設だけの利用もできるそうです。

施設の正面に広がるビーチからはタモン湾。 大海原が一望できます。


そして最後は、白砂のビーチが広がるガンビーチでのビーチアクティビティ。ビーチバレーコートも整備され、キッズプレイエリアやカヌーなどの貸し出しもあります。グアム初のチャモロ文化を紹介する一大カルチャーパークでは、旅行者がグアムの魅力をたっぷりのんびり満喫できそうです。

**<インフォメーション>**

施設名:グアムカルチャー&エコパーク (Guam Culture & Eco Park) 営業時間:10:00AM~6:00PM(ビーチバー&パビリオンは11:00AM~10:00PM) 定休日:なし ロケーション:タモン地区 ホテル・ニッコー・グアム横隣 ガンビーチ 料金:大人$25 6~17才$15 5才以下無料 電話番号:671-646-9512 アクセス:DFSギャラリア・グアムとホテル・ニッコー・グアムよりシャトルバスが運行

※2011年6月オープン予定